第30回 紅雀の

2017年5月25日 大阪市/堺筋本町or長堀

桂 弥太郎  「転失気」
桂 紅雀   「千両みかん」
桂 鯛蔵   「鹿政談」
桂 紅雀   「さかさま盗人」


千両みかん、個人的には右肩上がりの内容。
鯛蔵さんの鹿政談は、今まで一番笑いました。すごい。



受付で、Y川(マネージャー)さんが、
疲れた表情だったので、
初めての会場は本当に苦労が多そうだなあと、
しみじみ思いましたが、
私たちが想像している以上に、
壊れた?トイレから出られなかったのかも(笑)(っていいのか。ごめんなさい)
まさか電源が入ってなかったなんて…。
紅雀さんがトイレを直したと聞いた時、
天才かと思いましたよ。


開口一番の弥太郎さん。
いつも気にならないのに、
この日は、地の文と登場人物の台詞の声のトーンの
差が余り感じられず。
何だろう、いつもこんな感じだったのかな。


千両みかん、
はじめは、ああ、こういう風にやっていくのか、
と冷静に思ってて、噺の中に中々入れず。
入っていけたのは、
磔(はりつけ)の場面で、
静かな中で、ジャッジャと足音だけが響く…
という所。
ちょっと映画みたいだなあと思いました。
枝雀さんのCD(大全)にはそういう台詞は無かったです。
あばらの三枚目から「肩」にかけて槍が突き抜ける。
主人公が失神するのもうなずけるリアルさ。
 みかんをチュウチュウ(蚊のようにチュ~~ッ)っと吸う場面で、
気が付いたのは、米二さんは見台を使ってた、ということです。
紅雀さんは使ってなかった。
追記:紅雀さんの噺の前半、
枝雀さんのより米朝さんの方が内容近い。
追記2:旦さんが「千両?!」って言った後、すぐに「安い」って
言うけど、もう少し間をあけた方が笑いが多い気がする。枝雀さんも米朝さんも間は短い。間をあけるとあかんのかなあ。
追記3:染丸さんのは別型。崇徳院のような冒頭、こっちの方が古いテキストかも。番頭が「足元見て」という台詞なし。みかん問屋の台詞もお説教っぽくなかった。お互い番頭同士…と同情する。千両箱を運ぶのは駕籠屋。みかんも駕籠にのって帰ってきて、塗りのお盆にのる。旦さんが千両、安いっていう台詞は間が長いことなかったけど、番頭とのやり取りが長くて笑いが起こっていた。


鯛蔵さんは、
たっぷりのマクラで、奈良に行って、
そこから鹿政談。
気が付いたら引き込まれていて、
鹿の守り役?の悪役っぷり(歌舞伎っぽい?)に笑ってしまった。
「読売新聞を読んでください」で
噴いてしまって、ぜんそくの咳が出る恐ろしさ。
私は、ベテランさんの鹿政談を聴く機会が少ないのだけれど、
今まで聴いた鹿政談の中で一番面白かったです。
高座をおりた後の鯛蔵さんの顔、ガッツポーズを心の中で取るような、小さくやったあ、といった表情、ちょっと忘れられないかも。
メモ:奈良のお奉行さんが、勘定奉行に出世する前の噺だから、
鯛蔵さんくらいの若い噺家さんがやった方がいいんじゃないか、と思った。井戸の茶碗も。


逆さま盗人は、
「手のひらを太陽に」の歌が、聴くたびに、
ものすごく前後するのだけれど、
一番最後に入って来る時は、
まだ紅雀さんの中で練られる前、と見た。
ご本人も落語の中で稽古不足みたいなこと言ってたけど…。
あと、元妻の名前が、おさよからおちよ になってた。
いつ変わったのだろう。

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