第23回 紅雀の

2015年12月21日(月)大阪市・鶴橋/雀のおやど

桂 鞠輔 「兵庫船」(半ばまで)
桂 紅雀 「花色木綿」
桂 雀太 「粗忽長屋」
桂 紅雀 「寝床」


花色木綿、盗難届を墨をすって書いている家主さんが出てくるところで、紅雀さんが墨をする手で小拍子を打ったから、「墨が飛んだやないか!」っていう家主さんのツッコミが衝撃でした。



お客さんの入りは7.5~8割くらい。

開口一番は、鞠輔さん。
「兵庫船」は半ばまで。
米紫さんと内容が違う部分あり。
・「絹糸のもつれたん」はお女中ではなく
お坊さんが言う。こちらの方が古い型?
・喜六が「我輩が…」と言うと
清やんが「ワラバイみたいな顔して何言うてんねん」
てなことを言って、お客さんほっこり笑った。
・初耳かもしれないくだり。
喜六が「目に船が入った!」
清やん「船やのうて砂やろ。吹いたら治る。(まぶたを開げて)フーッ」(うろ覚え)
喜「あーっ、目から船が出た」(両手を広げるような仕草)
・・・こういうシュールなやり取り、いいなあと思う。
・喜六が「わいも、わいも」となぞかけに参加したがると、
「こいつ今から何かおもしろいこと言うで」ってな空気が
流れてた。
・なぞかけをきれいに言う乗り合い衆と、
ルールを無視して言う人たちが居て、
(「天ぷら」「あげまひょ」とか)バランスがとても良いテキスト。


紅雀さん、
マクラは5月の独演会の後、
お正月に宣言してたバクチやめる!
禁を破ってしまったことなど。
床暖と奥さんのお風呂上がりの話。
マクラは長かったけれど、
ぐったりするほどではない。
ゲストのことを考えたのか、
少し巻き気味の花色木綿だった気がする。
要所要所はきっちり。
一か月ぶりの落語、身に染む。
アクシデント(?)はブログ記事上部に書いた通り。
アドレナリンがどばっと出た。
何が飛び出すのか分からない紅雀さんの落語は
やっぱりええなあと思う。


雀太さん。
マクラは真夜中に酔った紅雀さんから電話があって、
落語のアドバイスを受けたが雀太さんも酔ってて
覚えてなかった。あくる日紅雀さんにアドバイスの内容を
尋ねたら、電話したことを覚えてなかったという。
(マクラ面白かったのに文章化したらえらい淡々としてます)
もう一度アドバイスを受けたいので、そのネタします、と。
「粗忽長屋」
ずっと前、動楽亭かどこかで雀太さんのを聴いた。
その時は「こういうハナシたまらん」と言う人の気持ちが
分かるのに時間がかかったけど、今回は早いうちから
その人の気持ちが分かった。
今年のM-1はシュールな設定が多かった気がする。
粗忽長屋はそれをもっと煮詰めた内容で一人でやってる。
漫才やコントが好きな人が聴いたら衝撃を受けそう!
と思いながら聴いていた。凄く新鮮。古典は古びない。


紅雀さん、アドバイス思いつかないと言っていた。
マクラは呑みに誘った後輩の反応が微妙な話。
ひろばさんとか雀五郎さんとか。
カラオケで歌いまくったら聴いていた女の子がぐったりしてしまった話など。
寝床は、冒頭、旦さんの音痴ぐあいがケモノっぽい。
●●屋さんは欠席、と聞くと、
唇を突き出して拗ねた顔をする旦さん。
可愛い。初めて見た。
久七が観念して「さあ来い!」と両腕を広げる。
逆さま盗人で見た光景。紅雀さん節。
誰も来ないと知った旦さん、
「何であの時に気付かなかったんや」と後悔。
この台詞、何回かあって新鮮に感じた。
後半の台詞の一部に言い淀みがあり虫干しっぽい印象。
「見台やみな踏み倒せー!」
と言った後の旦さんの体力の消耗が凄い。
紅雀さんが年を取ったら心臓まひで倒れそう。
その時はその時なりの体力の使い方をするのかもしれない。

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