蘇軾のライチの詩

久々に本館HP「jaimo」のトップ画像を漢詩にしました。
蘇軾(そしょく)のライチの詩です。

何度も練習したのですが、
書けば書くほど下手になるゾーンに
突入してしまい、
泣く泣くだいぶ前に偶然上手く書けたお習字を
トップ画像に選びました。

前もこんなことあったなあ。



練習すればするほど下手な字になっていく。
恐ろしいゾーン(時期)があります。
本当はそれを乗り越えて、
続けて書けばきっと上達するのでしょうね。

何と言うか、
欲望に負けてしまうんですよ。
「筆をこう運べば気持ちいい!」
(→よし! 上手く書けた!)
という時期が初期にあるのですが、
それが、
「筆をこう運べば気持ちいい!」
(→あれ? 前より下手な字になってる!)
という時期に入ると、
もう脱出不可能です。
 その習字と適度に距離を置く、
冷却時間が必要だなと思います。



本館HPのトップ画像に選んだ蘇軾のライチの詩は、
もう何年も前から、
いつか習字したいなあと思ってた漢詩です。

蘇軾の詩を好きになったきっかけと
なった漢詩なので。

読売新聞・朝刊の二面に、
長谷川 櫂先生が詩歌を紹介する「四季」という
小さな記事があります。
 数年前、そこに蘇軾のライチの詩が載っておりまして。
記事として紹介された時は、読み下し文でした。
「日に食らう茘支(れいし)三百顆(か)、
辞せず、長く嶺南の人となるを」
長谷川先生は、
これは左遷された土地で作った詩ですよ、
という解説を書かれていたと思います。

何て生命力にあふれた詩なんだろう!
と感激しまして、記事を切り抜きました。
そして図書館で近藤光男先生の『蘇軾』を借りて、
また感激して、(近藤先生の現代語訳が驚異的に
ぶっ飛んでいたので)、更に嵌ったのでした。

漢詩をええなあと思ったのは
初めてでしたし、
中国の詩人ええなあと思ったのも
初めてでした。

そういう訳で、
蘇軾のライチの詩は、
私の原点の一つと言える作品です。



他の蘇軾の習字は、
本館HP「jaimo」のテキストページ下部に
置いています。
『東欄梨花』
『夜、西湖に浮かぶ 4首目』
『夜、西湖に浮かぶ 5首目』
『江城子~夜記夢~』
『冬至の日、独り吉祥寺に遊ぶ』
『六月二十七日 望湖楼にて酔いて書す』

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