りらっくご vol.17 ~ りらっくごde三色だんごの会

2015年2月15日(日) 愛知県刈谷市

桂 南天 「子ほめ」
桂 雀喜 「アンドロイドJ」
~仲入り~
ねこまんま (南天&雀喜) 漫才
桂 紅雀 「かぜうどん」


かぜうどん、久々にフルバージョンを聴きました。(^^)
南天さんの子ほめも雀喜さんの新作も初耳。
勿論、ねこまんまの猫ネタも。とても贅沢な時間でした。




ことりさんのブログで、「りらっくごvol.17 ~ りらっくごde三色だんごの会」のレポが読めます。簡潔明瞭で、私もこんなレポを書いてみたいです。私のレポは自分が珍しいなと思った仕草や台詞を感想に盛り込むので、やたら長い。宜しければ、ことりさんのレポを先にお読みください。こちらの方が芯を捉えた内容です。私は脇道系ですので。(^^;)


この日は、
またまた、ぴーまさんに往復運転をしてもらって、
さきさんと三人で愛知県の刈谷市に行ってきました。
道が空いていたせいか、今回はすいすい進んで、
本当にあっという間でした。

りらっくごのお客さん、毎回増えているように思います。
凄いなあと思っていたら、次回はプラス30人を目指されるとか。
主催者さんの向上心に脱帽です。


開口一番は、何と、南天さん。マクラは覚えているところだけメモしました。「東京の噺家と比べたら分かります。そりゃもう(※念押し台詞が入る)、…値段が違うと云うことが。でも笑う量は一緒ですよ」。笑。携帯電話に出るキョーレツなおじさんを再現して、お客さんにちょっぴりけん制球。子ほめは紅雀さんとテキストはそんなに違わない気がしました。
・「一杯くらい飲ませ、気の汚い」という台詞が無い。無い方が好きかも。
・天ぷらで一杯、と言う。(ビールではない)
・奥の手を出す、と言って脇から出す仕草あり。このくすぐり初めて見た時驚きました。誰で見たんだろう。南天さんとちょっと仕草が違う気がする。
・「ふんどし締めてかからなアカン」…紅雀さんしか言わないフレーズだと思ってましたが、他に使い手がいらっしゃいましたね。
・子供のお腹を押す、くすぐりアリ。(ミルクは吐かない←新しいくすぐりなのだろうか)
・「どう見ても今晩くらいや」。サゲ。
・とても贅沢な前座さん。ボリュームたっぷり。


お次は、雀喜さん。ことりさんが書いたと思われる寄席文字がとても綺麗。特に「喜」。マクラは、第一回のりらっくごで呼ばれていること、去年は災難続きだったこと。南天さんに代理を頼んだら…というお話。少し前の話をされる前置きに、「だいぶ前になりますけど、あれは安政三年…」にめちゃ笑いました。文章にしたら面白くないのですが、笑ってるお客さんけっこう居ましたよ。ネタの「アンドロイドJ」は、雀喜さん一家をモデルにしたようなお話。ただし桂一門じゃなくて「柱(はしら)一門」の噺家さんだという設定ですし、奥さんと娘さんの性格は噺の上でかなり誇張というか(私は別人だと思う)違っているといった印象。刈谷市(!)での落語会の帰りに事故に遭った主人公、目が覚めないので、落語もできるアンドロイドを作ることに。本人よりも優秀な?アンドロイドに奥さんは喜ぶ。(ここが現実と違うと思う所です。でもお話の世界なので面白かった)。でも幼い息子さんだけ喜んでいない。(手を握るところ泣けた)。あのアンドロイドは●●を知らんって言うんですね。そんなマニアックなものを…と思うのですが、それが父子の絆なんでしょう。最後はどんでん返しがあって、新作だけど落語らしいなあと思いました。サゲは地元の名前にかけたもの。メモ:尾張。大阪では何と言っているのでしょうか。雀喜さんの新作をたっぷり楽しんだ一席でした。


仲入り後は、ねこまんま。南天さんと雀喜さんによる漫才です。白いスーツに赤い蝶ネクタイ。雀喜さんはメガネ姿でツッコミ役。南天さんはボケ役で相方の台詞をもう一度言う(リフレインする)ことがあります。ここが昭和っぽいのかな。内容は途中から猫にまつわる話に。雀喜さんが猫の歴史を言うと、南天さんが混ぜっ返すように猫のダジャレを言う、という流れ。南天さんが飼っている黒猫のみーちゃんを拾った頃の話が出ました。べにてんでは聴けなかった話(単に私が欠席したせいなのかもしれませんが)。子猫の時に拾われて、引っ越ししたら元気が無くなって、ちょっとしたら元気になった。猫は家につくと言うのはこのことなのかなあと。ずっと以前、京都の気楽堂でねこまんまを見た時は、揃いの長袖チェックシャツ&ジーンズ?姿で、その時もええなあと思ったのですが、広い会場だと白いスーツの方が見栄えするんですね。テレビで見る漫才とは一味違った芸風で面白かったです。(今の漫才って、まくし立てて怒るように喋ることが多いと思うのですが、ねこまんまはもっとほのぼのした感じです)。


お次は、トリの紅雀さん。今回、芸歴と出演順が逆さまになっています。本来は紅雀さんが前座さんをつとめるはずなんですが、南天さんの取り計らいでしょうか。マクラは久しぶりに聴いた時事ネタ、ニュースを斬る内容でした。サザンの桑田さんの話から白鵬の話まで。世の中の大多数の意見とは逆の意見を言っていきます。深く考えたことなかったけれど、なるほどなあと思う内容でした。噺家さんは少数派の意見を独自の見解で主張してくれるところが好きです。少数派の意見の方が世の真理を突きやすい、でもそれは世間にとって不都合なことなんですね。儲からないから。限られた空間で言うっていう所がミソ。でも紅雀さんの言ったことは頭に残ってるし、それを家に皆持ち帰る訳です。新聞やネットもアテにならんなあとか、今日の噺家、世間とは違うこと言うったなあ、そういう見方もあるんやなあ、くらいの感覚で。噺家さんはロックな人だなあと思います。で、久々のフルバージョンの「かぜうどん」、見始めた時は、待ってましたって思いましたし、フルバージョンだって思った時の嬉しさは筆舌に尽くしがたしです。ただ、どうしたことでしょう、噺の半ばで、ちょっとウトウトとしてしまいました。ホールがぬくかったせいでしょうか。ファン失格です。笑い声はよく耳にしたのですが。酔っぱらいとうどん屋さんのやり取り、「水、入れてくれた? ありがとう。あんなにヒドイこと言ったのに」が印象的でした。ほしょほしょほしょ~(ヒソヒソ声)、けっこう受けてたように思います。


2015年3月4日に感想を書き終えました。

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