りらっくご No.16

2014年7月20日(日) 愛知県刈谷市

桂 治門 「牛ほめ」
桂 紅雀 「宿替え」
桂 南天 「へっつい幽霊」

~中入り~

アンケート・フリートーク
1、あなたの夢をおしえてください
2、家庭円満のためにやっていること、もしくは心がけていること


たっぷり三席、フリートークも楽しかったです。
スタッフのみなさん、着物姿が素敵でした。



往復、車の運転をしてくれたぴーまさんに大感謝です。
さきさんと三人で、お喋りしながらの楽しいツアーでした。
最新の音楽事情に少し詳しくなった気がします。
メタル+アイドル=海外 ということで。



治門さんの落語はメモ済みなのですが、
お二方メモしていないので(何故に)、そちらから書きます。


お客さんの入りは、前回よりもずっと増えているように
感じました。7.5~8割くらいでしょうか。


いつもの出囃子ではない曲で登場した紅雀さん、
いつもの「えー…」から始まって、マクラがフルセットかという
くらい長かったです。奥さんの「てにをは」が気になる、
引っ越しの見積もり、そして娘さんをプールに連れて行った後の奥様の一言。
三つ目は初めて聴く内容でした。(^^)
 夫婦ネタっぽいな、厩火事かなと思いましたが、
何と宿替え。マクラを長く話した分、噺をかなり削らないと時間が足りません。
と、思いきや、不思議とたっぷり楽しめました。
主人公が祭の行列に付いていく場面と、
煙草を吸う→おかみさんとの馴れ初め場面をカット。
この削り方は割と聴いているのかもしれません。
 私は気づかなかったのですが、ぴーまさんが、
隣家に行くところが変だなあと。
え? そうでしたっけ(焦)。全然気が付きませんでした。
帰りの車の中で説明してくれたのですが、ど忘れしました。
金づちと釘抜きの話が出るのは、本来、〇〇の家なのに、
△△の家でその話が出ていた…というもの、だった気がします。
こういうのって、自分ではよく気づく方だと思っていたのですが、
りらっくご(会場)の魔法にかかったのでしょうか。
メモ
・おかみさんの恰好が「割烹着」だった
・漬物石を持ち上げる時間がちょっと短い
・竹とんぼを飛ばすのに「見て!」という場面は無かった
・壁に釘を打つとき、主人公の腕があらわになる。
マクラのプールで日焼けした話と絡めて、
(男らしく?)よく焼けてるやろ、と主人公が自慢げに言っていた。
ここが凄く面白かった。
・糸こんにゃくを、糸にょんにゃくと言っていた。
久しぶりに聴いた枝雀さんのくすぐり。会場のお客さんの多くは、
本当に紅雀さんが噛んだと思っていると思う。本当に、
噛んでいるように見えた。そこがいい。
・釘を打つ場面も凄く紅雀さんらしい内容になったと思う。
「男女同権や、男女同権と言いますけどね…」のくだり。
「道具箱を置け。置いたら、去れぃ」と言う所は、前から、
紅雀さんらしかったけど、釘を打つ所の台詞は中々枝雀さん色が
私の中で抜けなかった。
・噺が長いので、どこかでダレる所が出てくるかもと、
(紅雀さんじゃなくて私の耳が)、思っていたが、初めから終いまで
楽しめた。聴きなれたくすぐりも面白く感じた。
「(くぎ抜きは)もう間に合わんように思います」等。
・紅雀さんの落語はちょっとマラソンっぽい。
多分、途中で脱落して小休憩してから走り出すように聴いていた
お客さんも居ると思う。


※※
そろそろ記憶の限界が来たので、
手帳に南天さんの感想メモ書きました。
(主にマクラですが…)
あとは「上方落語メモ」を見て思い出します。大丈夫かな。


お次は、南天さん。
見台をことりさんがセットされたのだけれど、
高座に座った南天さんが舞台袖のに向かって、
「小拍子が…」と。ことりさん慌てて袖から小拍子を出して、
南天さんに渡しました。その時、「いいんだよ」って
言った声がとても優しいなあと思いました。
そして小拍子の役割の説明を。落語の時間と場所を飛ばせると。
 マクラは、近況報告っぽい紅雀さんに対し、時事ネタで、
岡山の女の子が見つかって良かったですね、という話と、
号泣県議の話題を。「ここに来るまでにどれだけ苦労したか、
僕も泣きたいです」(※うろ覚えです)と、渋滞に巻き込まれた
思いをここで吐露。あとは覚せい剤と、やじ問題のお話でした。
 へっつい幽霊は、今まで、ひろばさんと、佐ん吉さんと、まん我さん
のものを聴いていて、今回、南天さんが最年長になりました。
 この話、繰り返しの場面があり、へっついさんを買いに来た
客が二人出てきますが、噺家さんはあまり演じ分けないようです。
それが今まで、タイムスリップして過去に逆戻りした感覚に
襲われて、ちょっと気持ち悪かったのですが、南天さんは、
不思議とそうなりませんでした。パッと見、特に演じ分けている
ように見えないのですが、さらっと語られていて、おお! と
思いました。
 それから熊五郎の表情がとても良いなあと思いました。
ノウテンの熊五郎って、手伝(てった)いの熊五郎と
別人で、任侠系の怖さがあり、基本的に苦手でした。
南天さんのが一番怖くないです。むしろ凄い魅力的なキャラ
だなあと思いました。勘当された若旦那とお金のやり取りを
する場面があって、懐から手を出すか、入れるときに、
ふわっと熊五郎が笑ったんですよ。めちゃ良い顔するなと
思いました。お金のやり取りする時って、友達同士でも
ああいう良い顔はめったに出来ないです。若ボンと熊はんの
友情の深さが伺える、一瞬の表情でした。
 若旦那も一見ヒョロヒョロとしている割に、遊びが板に
ついていて、根っこがしっかりしているなあと思いました。
のろけを言う場面はあっさりめでしたが、たっぷり版も
見てみたいです。
 幽霊のおびえた表情や手つきがとても可笑しかった。
 ここまで書いておいて懺悔文を出します。
紅雀さんの落語を聴くのに体力を使ったのか、途中、
ウトウトとしてしまいました。さきさんは、その逆という所が、
何とも(笑)。あと小拍子を落とされたのは、渋滞の疲れ
なのかなあと思いました。新名神を恨みたいです。



りらっくごから一週間以上経ってやっと治門さんの
感想までこぎつけました。メモを残しているので、
それを頼りに書きます。

しばらく見ない間に、もの凄く立派に成長されていて
驚きました。落ち着いた口調で、名前を変えろと他芸の
女の師匠さんから言われたマクラを。
「牛ほめ」のテキストは、単語のみが古めだなと、
思いました。仕草や間合いは若いだけあって、
古臭さを感じません。でもしっかりした感じです。
古いなあと思った言葉は、「ナツメ型の手水鉢」。
「乞食の子も三年たったら三つでおます」。
池田のおじさんが「置いとくれ」。最後辺りに、多分、
一回だけ甥(主人公)を「兄ぃ」と言いました。
「兄ぃ」は、お兄さんの子という意味だと思うのですが、
多用するのは良くないと思っていたので、最後に1回だけ
っていうところが、中々いいなと思いました。
 何年目なのかは知りませんが、無理に褒めるのは
もう止めにして、気になったところを書きます。
 牛のほめ方をメモする仕草を省略して、
書き終わった所から(メモ(手拭い)を両手で挟んで、
掲げ、「メモ出来ました」という仕草をします。
これ自体は何とも思わないのですが、家のほめ方の
最後の方も同じ仕草をするので、ちょっと被ってるかなと。
師匠だったら、何とも思わない所なんでしょうか。
個人的には、牛のほめ方も少し筆を取ってメモして
欲しかったです。
・おじさんから2円を受け取るとき、何故か、
小銭を受け取っているような印象を受けた。
できたら、1円札を2枚取る感じを出して欲しい。
 これは治門さんのビジュアル(若さ)のせいで、
私の目が錯覚を起こしているのかもしれません。
・「ニワがちりめんじっくい」という時も、
何故か、庭を見ている気がしました。ニワって
土間なんですが、どこを見たら土間を見ている
ようになるんでしょうか。
・テキスト全体に細やかな配慮があり、
この噺を教えた師匠の存在を大きく感じる。
 冒頭の○○語で書きましょか? と、
硯に痰を飛ばすところと、首を括るところ、
家族揃っての出棺の話は無かった。
 その分、他の場面を語れるようになっている。
牛のサゲまで行けるのは、削った部分があるから。
・「さつまいものウズラ焼き」は鉄板のボケですが、
メモを読み間違えて出てくる言葉のように思えません。
でも、ここのハードルを治門さんは、
主人公「天井が、天井が…」
おじさん「天井がと言うが、懐ばっかり見て、
天井が見えるか?」
主人公、懐から目を離して(あてずっぽうに)
「さつまいものウズラ焼き」と言う。
ここの工夫、良いなあと思いました。
ただ、おじさんの反応が「何ぃ?!」だけだったので、
そこだけ物足らなかったです。
他の人の「牛ほめ」は、上記の工夫が無い代わりに
(多分)、おじさんも穏やかに突っ込みます(多分)。
 主人公は、おっちょこちょいのアホ、
というより、天然系。マイペースで落ち着いている。
そこも、ちょっと新鮮でした。
 丁寧なテキストと、落ち着いた口調、仕草で、
安定感が凄いなと思いました。ええ若木を見た思いです。


中入り後のトークコーナーは、予想していたよりずっと、
たくさんのアンケートを読んでくれているように思いました。
南天さんが全部読んでました。
(この間の、イロリ村でもそうでしたが)
覚えているのは、家庭円満の秘訣の答えに、
「気配を消す」というものが複数あって、
治門さんが「クリリンですね」と言った時、
このネタは、南天さんも紅雀さんも分からないだろうな
と思いました。私も分からなかったです。
ドラゴンボール世代だと思っていたのですが。
 他にも、面白いことが沢山あったのですが、
ちょっと妙だなと思ったところを覚えていました。


次回は、来年の2月15日です。
また会に伺えますように。(>人<)
楽しい時間をありがとうございました。

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとう

ぴーまさん、さきさん、湖涼さん、
はるばるのご来場、ありがとうございました。
皆さんに助けられ、楽しい会になりました。
感謝です。
差し入れも美味しくいただきました。
次は、私が上方遠征したいです。
(上方でウィークリーマンション借りて、落語を聴きまくるのが夢!)

こちらこそ

楽しいひとときを有難うございました。
落語もトークも本当に面白かったです。
福助の絵が描いた最中、
美味しくてびっくりしました。

上方遠征の折に、またお話できる日を
楽しみにしています。

P.S 薄紫色のお着物、素敵でしたよ。(^p^)

次回も!

ことりさん、お土産までいただいてありがとうございました。
次回の日程も手帳に書きましたので、またうかがうと思います。その時はよろしくお願いします。
でもその前に、9月23日に名駅の毎日文化センターに出没予定です(^_^)v
プロフィール

湖涼

Author:湖涼
ブログ管理人(湖涼)の連絡先
jaimo.koryou★gmail.com (★を@に変えて下さい)
@koryou_ツイッターです。
2つのアクセスランキングに参加しています。
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 落語へ
↑にほんブログ村

最新記事
最新コメント
リンク
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カテゴリ
月別アーカイブ