ジャッキーセブン

2014年6月29日(日)摂津市

林家 愛染 「ろくろ首」
桂 雀喜   「がまの油」
桂 文之助 「一文笛」
桂 雀喜   「崇徳院」


まさか行くことになる会だとは思わず。
全ては崇徳院ブームのせいです。
さきさんとご一緒させてもらいました。(^^)



阪急「摂津市」駅で待ち合わせして、
会が始まる前に、お茶でも…
と思っていたのですが、
摂津市駅前のお店は、日曜日が定休日で、
開いているお店を探すのに一苦労。
(とはいえ、ぶらぶら探索できて楽しかったです)

結局、お茶ではなく「お好み焼き」になり、
さきさんにお茶ではなくお好みをお付き合い頂きました。
色々お話できて楽しかったです。^o^
(「紅雀の」の前にすだちさんと
韓国料理を一緒に食べたのですが、レポを書いていないので、
御礼を言いそびれたままです。スミマセン・汗)


会場前は、思ったよりずっと長い列が出来て、
エレベーター前に並ぶことになり、
通り道をふさいでしまいました。


開口一番の、愛染さんは本当に初めて見る噺家さん。
若い…! 上手い! という感想。
まず、お客さんとの接し方に大変好感を持てました。
噺家さんとお客さんの距離を近く感じさせる話しぶりで。
携帯の電源オフorマナーモードをお願いする時も、
「今、ポケットに手を入れた人は…」とか、
「写真撮影は、始まってから禁止です。(今なら撮っても大丈夫)」
という素振りを見せたり。
彼が出てきたときに「ラブリン!」っていう掛け声が
かかった理由が、何となく分かりました。
これはお客さんから愛されるタイプです。
 声質は、意外や意外。イケメン声ではありません。
ちょっとガラっぽい。そこもちょっと可愛いなあと思います。
(紅雀さんも、そうなんですよ! と力説)
・見た目が若いのに、語尾に~だす、など、古い上方弁を使っても、
何ら違和感を感じない。
・「ダーーーーーーッ! 皆まで言いなはんな」
ここ凄い個性を感じます。
・婿養子先の紙問屋、母娘の二人暮らしという設定は初めて聴いた
・挨拶の際、「お女中」とは言わず。「猫さん」だけ。
・甚兵衛さんが主人公に突っ込む仕草が、ちょっと
ワンパターンかな。右手を後ろに払う仕草です。
紅雀さんも、口に出やすい突っ込み台詞を持っています。
(見ていてドキドキハラハラする)
・小拍子の音が、思ったよりずっと静か
・テキストが丁寧
・一番すごいと思ったところ
甚兵衛さんが、一度、紙問屋さんに話をしに行って、
主人公の居る家に戻ってきたとき、
座っている主人公の目線が、立っている甚兵衛さんに
向けられていた、ように思う。
甚兵衛さんが座ったら、目線も下がった、ように思う。
 これを見た瞬間、甚兵衛さんが床の間の前を
通って座った情景が思い浮かびました。
紅雀さんも、「宿屋仇」で芸者さんを部屋に呼んだ時、
こういう視線の使い方をします。
こんな若い子も出来ちゃうんだ…ちょっとショックかも。
・かなりの有望株です


お次は、雀喜さん。
いつも土曜日でしている落語会なんだけど、
どうして日曜日に会をしたのか…という説明を。
天橋立(あまのはしだて)のある土地に行ってきて、
メモリアルホールでお仕事をしたマクラでした。
面白かったです。
「がまの油」はですね、
うーん、紅雀さんの方が好きだなあという、
感想しか出ませんでした。刀を抜く瞬間とか…(細かすぎ)、
「おっと危ない」と言って刀を振り回す瞬間とか、
紅雀さんなら間違いなくお客さんを斬ってる距離で
振り回すんですよね(いいのかそれで)。
そのスリルが堪らないのです…。
さきさんが褒めてるから、そうでもない感想を書いても良いかなと。
一人で落語会へ行ってたら、大概、絞り出してでも良い所書くんですが。
(完全にプロパガンダです)。
複数で行くと、逆さまの意見を書いた方がバランスが取れるのでは、
という思いで居ます。あまのじゃくなんですね…。


お次は、ゲストの文之助さん。
江戸時代の小咄いくつも。
河内寄席と同じ内容でしたが、
私の知らない本の小咄なので、嬉しかったです。
(仁王は、別バージョンの知ってますが)
これでちょっとは小咄に詳しくなったかなあ。
 そして一文笛も、何と河内寄席と一緒でした。
ところが、多分、河内寄席の時よりも良い内容だった
ように思います。心の中で、おお~! と思いました。
ちょっとテキスト変わってたかもしれません。
心持ち柔らかい感触でした。
どこをどう変えたか気になります。数文字の変更で
ここまで柔らかく感じたなら凄いと思いますが…。
・何となくこんな風に変わったのでは、というメモ
(テキスト)△△△【←繋ぎの言葉・接続詞など】(テキスト)
(テキスト)〇〇〇【←繋ぎの言葉・接続詞など】((テキスト)
的外れなことを書いていたらすみません。
・マクラを話されていた時、ぐずってた男の子の声が聞こえていたのですが、
いつの間にか声が聞こえなくなりました。
予想その1、かなり通(つう)の子
2、外へ連れ出された
3、寝てしまった
・帰り道、お婆さんたちが文之助さんのことを
褒めてました。


お次は、お目当ての「崇徳院」です。
これでコレクションが増えるわい、と思っていたら、
ちょっとしたハプニングがありまして、
(ネタがちょっと飛んじゃった)、これはコンプリート
したことにならないなあと思いました。
雀喜さんならではのくすぐりが飛んでたら
どうしよう、という具合です。
それを踏まえまして、寝る前に取ったメモの一部を
ご紹介します。
・見台あり。(※紅雀さんは無い)
・鏡が割れる落ち「割れても末に買わんとぞ思う」
・言い切ってしまうと、雀三郎さんの型。
私は雀三郎さんの崇徳院をCDでしか聴いたことがありません。
だから、テキスト上は、師匠の型かなあと思いました。
・「鼻毛出てるよ」
(これは師匠、言うか…? 雀喜さんのオリジナルだったいいな)
・「障子屋はん!」
せをはやみ~と熊五郎が歌い出したとき、
大概は「いわし屋はん!」とか「おかず屋はん!」とか、
東京では「なっと屋さん!」と声がかかります。
障子屋はんは、初耳。
 これは、熊五郎が「せをはやみ」と覚えられず、
「石川や~」と言ってしまった後、「障子貼る~」と
言ってしまうくすぐりを、踏まえたものです。
この工夫は凄い。力技です。
・熊五郎が若旦那のまねをして、
わざと鼻の下を伸ばし、「これ、あんたのんとちゃいますか」。
紅雀さんと一緒や!!!
衝撃です。雀三郎さんもしているのでしょうか…。
・親旦那が下の句「割れても末に会わんとぞ思う」
と言った時(言おうとした時?)、
熊五郎が、両手を突き出して、ストップ! という仕草をする。
これも、手の動きは違いますが、紅雀さんもします。
(二度目の衝撃)
紅雀さんは両手を突き出さず(多分)、タイタニックみたいに手を広げる
のですが(うろ覚え)、
彼の崇徳院と共通する噺家さんを新たに発見しました。
・ネタが飛んだところのメモ
(雀喜さん、ごめんなさい)
私が見れなかったのは、一回目の床屋の場面です。
・こういうマニアックなファンは、放っておいても、
また聴きに行きますので、ご安心ください。
・若旦那が思いの外、良かったです。


会場を出ると、何と雨が降っていました。
夕方も一時降ったようで、変なお天気でしたね。
電車の中で、あれやこれやとお話できて幸せでした。
こういう電車トークをする楽しみは、めいぷるの時くらいしか
味わえないものです。喫茶店よりも気楽なのは、
お茶代がかからないせいでしょうか。
(喋りながら移動しているというお得感)

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