動楽亭昼席(4/7)

2014年4月7日(月)動物園前

桂 鯛介  「子ほめ」
桂 まん我 「書割盗人」
桂 紅雀  「隣の桜」
桂 文之助 「天神山」
~中入り~
桂 米平  「田楽食い」
桂 米團治 「百年目」


ほんとにたっぷりたっぷり良い落語を聴けた会でした。
6000円くらい聴いた気分です。
「隣の桜」はモーレツの時より良く感じました。^▽^
まん我さんに金沢TVの取材のカメラが…!



この日は、
淀屋橋へ行って朝日生命ホールの下見に行きました。
駅直結でした。駅南側にある12番出口から矢印を辿れば
大丈夫です。

それから駅の近くの花屋さんも下見したのですが、
時間が無くて、小さな一軒目で断念してしまいました。

今まで、大阪府立中之島図書館にまっすぐ
向かって、淀屋橋駅の周辺を全く探索していませんでした。
金券ショップ発見!(そりゃあるわいな)。
図書館方面へ歩くとお店が無くって、諦めてました。
でも京阪使う機会少ないからなあ。
前、あったらいいなって思ったんですが、
何でそう思ったのか思い出せません。

中之島公会堂?のオムライスを食べて、
動楽亭へ向かいました。


会場に着くと、会場後方にカメラが設置されて
おりまして、「米團治さんの取材だな」と思いました。
(何故そこで紅雀さんと思わないのか)
でも、中入りの時に、M田さんが
「まん我さんの取材に金沢から来てる」と
教えてくれて、吃驚しました。
紅雀さんも滋賀から取材に来ないかな…。
 もずさんと合流しまして、一番前の席に。
二番目のいつもの席は取られてました(笑)。


開口一番は、鯛介さん。
落語上手くなりすぎ!!!!
ちょっと怖いですよ、これは。
ドラゴンボールっていう漫画に、
「精神と時の部屋」っていう修行場所があるんですが、
現実世界では1日しか経ってないのに、その部屋だと
1年過ごせるんです。
鯛介さんは、きっとこの部屋に入ったに違いない。
去年、「兵庫船」を聴いた時は、
これからだなあと思っていたのですが(失礼千万)、
一体どれほど稽古に励めばこんな急に上達するんでしょうか。
 この日、新しく発見したこと。
鯛介さん、声が凄くいい。
ボケ役の声がしっくりくる声質です。
 あと、演技が上手すぎて、
単語の頭文字が聞き取れない所があったのですが、
(想像したら普通にあの言葉だなと直ぐ分るレベルです)
それは今の年季でそうなっても大丈夫なんでしょうか。
重箱の隅を突くようなことを書いてすみません。
兎に角、鯛介さんの急成長やばいです。
もし彼が株式会社なら私一万株買います。


お次は、まん我さん。
着物の色が目に焼き付いています。
(紅雀さんは全く思い出せない)
レモンクリーム色の着物に、渋柿色の羽織です。
にこさんだったらもっとお洒落な言い方をすると思います。
まん我さん、眩しい(色んな意味で)。
 マクラは、落語に出てくる登場人物は、
実際に居ないでしょう、と思うくらいの人たちだけれども、
噺家の楽屋には、そういう人が居ます、という話でした。
ひろばさんの干支ネタと、その延長線上に、
もっと凄い噺家が東京に居た、という。
東京の噺家さんの干支ネタは初耳。
こういうのは東京に行ってないと仕入れられないですね。
 書割盗人は、以前一度だけまん我さんで聴いたことが
あったのですが、その時よりも、弾けてて生き生きしている
ように感じました。
「猫が居る、ということは犬がおらん家やな」
って初めて聴いた気がします。
お庭の描写は無いんですね。
突き指したところは、本当に痛そうでした。
あんなに痛そうな「書割盗人」見たことないです。
サゲに向かう所もええなあと思いました。
家の主も盗人もノリノリですね。
これはきっと良い絵(映像)が撮れたと思います。
ああ、羨ましい…。


お次は、紅雀さん。
マクラは、ちょっとした言葉が気になる、
というもの。難波の喫茶店のお姉さんとのやり取りが
あって、それから(だったかな? 前後してるかも)
後輩の「今日“は”受けてましたよ」の一言に突っ込み。
「今日は」の「は」って!
いや~、紅雀さんに向けたアンケート、
もう助詞・助動詞が使えないですね(笑)単語だけ書いとこ。
春の話題をしたと思うのですが、思い出せません…。
兎に角、「隣の桜」になりました。
 モーレツで見た時よりも、安定感があって良かったです。
ほんと、あの時は冷やっとしました。
定吉が目をつぶって暗唱しているところが可愛かったです。
親旦さんを殴るところも苦手だったのですが、
何だか大丈夫になりました。^▽^
番頭さんが小指をごまかすのに指で狐を作るところは
初めて見たかも(興奮)。
ハメモノが入ってくる時のドキドキ感は最高でした。
世界中の人たちに見て欲しかったです。
心の中で括目せよと思いました(何故に命令形)。
 「火の玉」っていう言葉が二回出てきたように思うのですが、
二回目の火の玉、もっと笑いたかったです。
みぞおちに来るの待ってました。(私はボクサーか)
こればっかりは、噺の波の問題ですから、
三階建てくらいの波の高さで我慢します。贅沢
 噺が終わって高座を下りて、楽屋口に入る時、
胸を張っていて可笑しかったです。
マクラで胸が張れるように…って言ってたからですね。
紅雀さん凄いなあ。
もうどこで字(フォント)を大きくしたら良いのか、
分からないです。


お次は、文之助さん。
マクラは、お花見シーズンなのに、
動楽亭昼席を選んでいただきまして、と言っていた気がします。
文之助さんの「天神山」、どこかの感想サイトで、
凄く褒められていた記憶があって、「替り目」と並んで、
聴きたかったネタです。この噺を聴くのは、出丸さん以来かな。
初めて聴いたのは吉の丞さん(多分)。
 この噺は「変ちきの源さん」が本当に好きです。
ロッカーですよね。ビジュアルがたまりません。
でも、本音も時々飛び出したりとか。
小糸さんが押し掛け女房になった気持ち、
ちょっと分かります。
 いつも思うのですが、小糸さんのお父さんが
手堅く商売をやっていた? っぽいこと言ってるのに、
(言ってないのか?)
何で小糸さんが身売りすることになったのか、
分からないんです。調べたら分かるんですよね、多分^^;。
「突き出された、その日より…」
の「突き出し」は、禿を経ずにお勤めすることになった人の
初夜を指します(多分)。
 この噺、安兵衛さんも好きです。
二大ヒロインじゃなくて二大ヒーロー? 狐を助けてくれる人。
子供に囲まれて石をぶつけられる所は、何となく
崇徳院っぽい。五代目松鶴の速記が見たい。
もしそうなら、「天神山」→「崇徳院」の輸入です。
 風景が色々と変わるところも良いですよね。
がっつり楽しませてもらいました。
ハメモノも噛みしめるように聴きました。


中入り後は、米平さん。
マクラは、あべのハルカスの話をされていたような。
「田楽食い」で、聴いたことのない部分が出ました。
主人公のお兄さんにお酒を呑ましてもらおうと
画策するのに、十本もの酒瓶を割ってしまったと。
何これ、何これ!(ワクワク)
お兄さん、どこで割ったと聴くたびに、
答える方は、しどろもどろ。
昔の電車の路線図が、話に出て来ました。
い、今はどうなってるんでしょう。
「恵美須町」と「日本橋」しか思い出せません。
 それから、聴いていて、ヤッターと思ったのは、
パンプキンが出てこなかったこと。
初めて出てこないバージョン聴きました。
米朝さんの時代はきっと無かったくすぐりです。
雀々さんが導入したのでしょうか(笑)。
きゅうりん、は出て来ましたよ。
事情を知らないお兄さんが、どんどん突っ込んでいくところが
可笑しかったです。
あと、聴いたことのない「ん」のつく文章を聴いたのですが、
思い出せません…。何だったのかなあ。


お次は、米團治さん。
うわー、久しぶりです。
いつ以来かな。
マクラは、スタップ細胞の話題でした。
米團治さんの持論が単純明快過ぎて面白かったです。
「百年目」、めっちゃ良くて衝撃でした。
初めてこのネタを聴きまして、こんなに良い噺だったのかと。
米團治さんに衝撃を受けたのは、
小米朝さん時代の「崇徳院」のCD以来です。
あの時の衝撃をもう一度と思っていたのですが、
ついに来ましたね。
ライジングインパクトです(何のこっちゃ)。
どこが良かったかというと、全部かな。
奉公人たちの様子とか、遊び人とか、船の上のお姐さんたちとか。
勿論、番頭、親旦さんも(今まで見た中で一番年上の旦那さんかも)。
ぽかーんとした番頭の表情、最高でした。
 旦那の由来を語る場面、難しいですね。
一体どうやれば年老いた親旦那の言葉が胸に響くのでしょうか。
米團治さんの親旦さんの言い方も良かったけど、
演者があと一~二年、年を取ってたらと思ってしまいました。
色んな物を見てきた人の言う言葉っていうリアリティは、
そうそう出せるものではありません。
ぶっちゃけ、親旦さんの目がちょっと濁ってるところくらいまで
想像したかったです。(加齢による症状)。
米團治さん、目がキラキラしてるからなあ。
そういえば、紅雀さんもそうだ。やばい。(何が)。
 色々書きましたが、すっごい良かったです。
多分、演者さんが輝いている所を見たから、そう思うのだと
思います。いや~、一生の思い出になりました。


終演後、アンケートを書いていたら、遅くなりました。
それでも、声をかけてくださる方がいらっしゃいまして、
遅くなって良かったなあと思いました。
(詳しくはコメント参照)。
九州から来られてた方は、無事、京都まで着けたのでしょうか?
大阪の桜が半分くらい散ってしまったとか、
堺の桜情報を間違って言ってしまい後悔しています。(><)
大阪でも京都でも桜を楽しんで無事旅を終えられたなら良いなあと
思っています。

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人違いでなくて良かったです

先日は失礼をばいたしました。
お連れ様がおられたようなので
そそくさと退散させていただきましたが
またいずれ落語談義などさせていただければ
幸いです。

昨日はマネージャーのTさんが木戸番で
演者にも恵まれ、私には8000円くらいの
値打ちがありましたよ。

胸を張って高座を降りる姿は受けました。

まさかの

先日は名乗っていただきまして有難うございました。
この日は九州から来阪されていた人とも、
あの後おしゃべりできたんですよ。
何だか出会いづいた一日となりました。

私の落語の知識はかなり偏ってますが、
談義できれば幸いです。

文之助さんの落語が終わった後、
腰が立たず(笑)、今4000円と思いました。
二日分の落語を見た計算になります。

マクラで言ったことを忘れず、
高座を下りる姿は素敵でした~(*^-^*)
ずっと前、リンボーダンスみたいなポーズして降りたことが
ありまして、それをちょっと思い出しました。

お着物♪

こんばんは
5日、6日と続けてまん我さんを聴けたので、平日の7日はガマンしましたが、湖涼さんのレポートを楽しみにしていました。
この日はテレビ金沢の取材が入っていたと聞いていたのですが、やはり前日とはお着物も変わっていたようで…v-392
前日に続き落語も充実していたようですね!
大阪市内の桜はほぼ半分は散りました。
今日も風が強かったしね。
思えば桜にまつわる噺が聴ける期間って短いですね。

着物の色

にこさんがレポを待っているだろうなあと
思い、なるべく早く書きたかったのですが、
ずるずる遅れてスミマセン(汗)。
まん我さん凄く弾けてましたよ♪
着物の色はもっと雅な言い方をしたいのですが、
言葉が思いつかず…^^;
「書割盗人」も発端がお引越しの噺で、
春らしいネタだなあと思いました。
ほんと、桜が咲いている期間は短いです。
その間に聴ける桜の噺は貴重ですね。

米團治さん

先日はありがとうございました。といってももう一週間も前になりましたね。
年末に米團治さんの不動坊を聴いた時に、同じような感動を覚えました。あのアホがいっぱい出てくる噺と米團治さんが意外とピッタリ(いや意外でないかも)あって久しぶりに大笑いしてしまいました。
これならにこさんもこっくりこないかも。きっとあの時米團治さん輝いていたんでしょう!キラキラ!
百年目はその少し前に聴いた時はそうも感動しませんでした。生の落語はだからこそ不思議でワクワクしますね。

こちらこそ

すだちさんがトークの輪に入ると、
一段と賑やかになりまして、
ほんと良い思い出になりました。
 米團治さんは「不動坊」も得意ネタなんですね。
ざこばさんのも良かった、と話題になってましたが、
うーん、紅雀さんのライバル多いですね(笑)。
彼の不動坊も天下一品なので…!
 百年目、初めて聴く噺家さんがこんな
ベテランさんになるとは思いもよりませんでした。
これも生の落語ならではの出会いになりますね。
プロフィール

湖涼

Author:湖涼
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