めいぷるごにんばやし

2014年3月18日(火)箕面・メイプルホール

桂 紅雀  「始末の極意」
桂 米紫  「大安売り」
桂 まん我 「猿後家」
~中入~
桂 吉弥  「深山隠れ(みやまがくれ)」
桂 ひろば 「仔猫」


抽選会は、寄せ書きのサイン色紙をゲットしました。
始末の極意、モーレツ落語会で出番の無かった?
松ちゃんと竹やんと梅やんの名前が出て来て嬉しかったです。
ひろばさんの仔猫はシルクのような仕上がり。
おなべの上目遣いはモーレツの方が好きかも。

次回のめいぷるの会は、5月20日(火)。
何と紅雀さんが「崇徳院」を!!! 衝撃です。



この日の晩御飯はパスタでした。
いつもは気にならない茹で上がりアラーム音がきつく
感じてしまいました。(-_-;)
二人だと全く気にならなかったのですが、
一人だと知らないうちに粗(あら)が目に入ってきて
損ですね。
 とうとう、箕面のここぞ! という
ご飯屋さんが無い状態に。
(やはり鹿ハンバーグのお店に行くべきなのか)

濃い~カルボナーラを食べてから、
慌ててメイプルホールへ。
もうすぐ開場時間というきわどさ。
こんなに早く行ったのは初めてです。
大概座れるのですが、この日は抽選会があったので、
いつもの席を確保しに行きました。

受付は、ひろばさんと、
米紫さんと、あともう一人若い男の子(?_?)
前のめいぷるの時にも居たような?(気のせいかも)
そうそう、今月のべにてんの受付にも居ました。
そうばさんが連れて来られたのなら、ざこば一門の方でしょうか。
 今から15年から13年くらい前に、
染丸さんが京都造形大学に連れて来られたお弟子さんは
元気なのだろうかと未だに思ってしまいます。
「笛が吹けるから(弟子に)取りましてん」と染丸さん。
背が高くて細いしゅっとした人でした。


めいぷるのお客さんの数は、やっぱり3月多いですね。
お楽しみの抽選会は落語の後です。


開口一番は、紅雀さん。
マクラは凄く短かったのに面白かった記憶が。
(抽選会があるので、他の演者さんもマクラは端折り気味でした)
マクラにひろばさんが出て来て、
楽屋で一通り紅雀さんの話を聴いた後、「それ前、聞きました」と(笑)。
マクラの最短好記録です。
南天さんもマクラにひろばさんを登場させますよね。
ひょっとしたら、私の「紅雀さんのマクラで登場したら嬉しい人
ランキング」の中に入ったかもしれません。1位は奥さんで、2位は娘さん。
今のところ3位かな。
 「始末の極意」は、モーレツ落語会でも聴いたのですが、
抽選会が無くてもめいぷるの会に来たかもしれません。
梅やんと竹やんと松ちゃんの出番がモーレツでは無かったのです。
だから、登場した時は凄く嬉しくて、やったーと思いました。
にこさんのブログには、紅雀さん以外の人では、
松竹梅の友達が出てくる工夫は聴いたことが無いと…(マジですか)。
今度、枝雀さんの音源を聴いてみないといけませんね。
私が「これは紅雀さんが入れた工夫だ!」と直感した六割方は枝雀さんの
口演に入っているものなので(汗)。しかしそれほど紅雀さんの落語に
馴染んでいるということなので、枝雀さんの口演に入っていても、
私の中の紅雀さんの地位は揺らぎません。
 それから、暗闇の中、汗だくのご隠居に若そうな主人公が触って
確認するというくだり、いつも主人公の貞操が危機にさらされている
ような気がしていたのですが(何となくホモの香りがする)、
今回やっと、そういう妄想をしなくなりました。
 あとは梅干しのくだりでしょうか。いつか現物を出さずに、
唾を出すという米二さんのやり方が普及しますように。
ロングバージョンでしか出せないやり方なのかな。


お次は、米紫さん。
マクラが思い出せません…。
あ!!!
同じ古典芸能を担う芸人同士なのに、歌舞伎役者と噺家は、
世間の人の対応が違う、というお話でした。
「そんなことないと思う人がいると思いますが、
違うんです!」と言ってました。
 ネタの「大安売り」は、ひろばさんのものしか聴いたことが
無い状態でした。竹の子の里というしこ名は、
米紫さんならではなのでしょうか。
「今日こそは負けられんと…」
この繰り返しのフレーズのおかしさは変わらず。
ひろばさんよりも少しテンポが速めですが、
芸風が違う噺家さんがしても可笑しみがちゃんと伝わる
というのは凄いですね。
聴く前は、ひろばさん以外の人が言っても面白く感じないのではと
思っていました。
 突っ込み役の町内の若い衆は、
米紫さんの、いらちっぽい雰囲気の持たせ方が良いなあと思いました。
聴き手の気持ちを代弁してくれているというか。
ここは演者さんの気質によって分かれる所なのかもしれません。
何となく、のんびりした力士と、いらちの応援者の対比をつけると
話にメリハリが付くのかなあと思いました。


さて、お次は、まん我さん。
マクラは…、
確か、奥さんを王妃と家で呼んでいるとか、
そういう内容だったような。たった三文字の単語なのに、
してやられたと思いました。皆さん鉄板の短いマクラを
やっぱりお持ちなのでしょうか。
 猿後家は、初めて聴いたのは、文華さんで、
その次は、五代目文枝さんのスクリーン映像でした。
屋敷の出入りを止められた男と幼い娘が、
ぐるぐる円を描いているように歩き回っている情景が、
文華さんの口演では思い浮かんだのですが、
五代目文枝さんのは、左右に行ったり来たりしている感じで。
やっぱり生と映像の違いなのでしょうか?
あと、文華さんは、見台をパンパンパンと叩く衝撃的な場面が
あった気がします(うろ覚え)。
 この叩く場面、まん我さんは入っていないのでしょうか。
私は落語の工夫の中で音波衝撃の飛び道具と呼んでいます。
飛び道具を使うのはまん我さんらしくないかなとも思うのですが、
あの衝撃がもう一度訪れるのかとドキドキもしておりました。
 それから、まん我さんの出入りを止められた男と幼い娘の
歩き回る情景は、私の中では左右に行ったり来たりしている感じでした。
 あと、ウナギを焼きに行くと言う所、ちょっとした言い間違えが
あったそうなんですが、私は全く気付かず(汗)。まん我さんのミスって
私の中でノーカウントされる事が多すぎて吃驚です。
人から言われても「ああ、そういえばそうだったな」と思えないのです。
他の上手いところを見てるのでしょうか…。
こんな所が気になるのかと思う所と、なんでこんなにザルなのかと
思う所が自分の中であります。
次回、確実に修正されるところや治っていると思えるような所は興味が
余りなくって、しばらく治らないだろうと思う所が割と気になります。
そういう意味では、私の中でまん我さんってこうした方がいいんじゃないか
と思う所が見つからない噺家さんなんですね。
メモ:初めてまん我さんの落語でうとうとしてしまいました。><


中入り後は、吉弥さん。
開場時に受付に並ぶお客さんの所へ顔を出しに来られてました。
終演後もよくお見かけしますが、お客さんへの気遣いが感じられます。
マクラは…
何か、歌を歌っていた気がするのですが…
音頭ではなく、何だったんでしょう。
あと、珍しい噺で笑いが少ないと言ってたような。
 ネタは「深山」で「みやま」と読むんですね。
吃驚しました。ずっと「しんざんがくれ」と思ってました。
(未だに「景清」も「けいせい」って読んでしまいます。
「猫の忠信」は「ちゅうしん」って読んでたし。^^;)
内容は、けっこう人が沢山死ぬので、ちょっと付いていけないなあと
思ってしまいました。このままだと「大丸屋騒動」もダメですね。
 最近、漫画のキャラも場を盛り上げるためだけに死ぬので、
命の重みが無いなあと…。でも、こういう手法は今に始まったこと
ではないので、どうなんでしょうね。そういう話なんだと
割り切れば良いのでしょうか。
 私、東京の「たがや」という噺が嫌いでした。
どなたの速記本か忘れたのですが、人間をおにぎりの形に斬る、
という描写があって。でも十代目馬生さんは、そういう風な言い方は
せずに、死んでいく人のぬくもりを感じるやり方でした。
おにぎりの形は高座でよく受けたかもしれませんが、それを言わなかった
馬生さんに手を合わせたいです。
 「深山隠れ」も、もう少し死ぬ人が減ったらなあと思います。


お次は、ひろばさん。
マクラは確か無かったはず。
高座に上がってすぐ、ネタに入りました。
私にとって三回目の「仔猫」です。
二回目は、おなべが生き生きしているように見えて
とても嬉しかったモーレツの思い出。
三回目はどういう風に変わっているのかなと思っておりました。
良い点が沢山見つかれば、
連続して聴いた甲斐があるというものです。
中には同じ噺を何度も聴きたくないという方がおられるかもしれませんが、
前回と違う点が良く思えたら、こんなに嬉しいことはありません。
 三回目は二回目よりずっと情景がクリアに見えました。
特に、月が出てくるところが印象的で、
ひろばさんの「皿屋敷」の三日月の描写に匹敵するくらい、
綺麗なお月さんでした。
(台詞そのものは「雨後の月というものは悪悪く冴えているもんやな」
なんですが、怖い中の綺麗さ、オレンジかかったような紫がかったような
不思議な色が思い浮かびました)
 大店に働いている男衆さんの様子も前より生き生きしている
ように感じましたし、番頭さんが旦那に呼び出された時の
不安げな表情とか本と良かったです。
 二回目の時に、ちょっと言いよどみがあった猫の死骸が
出てくるところも、今回はきっちり抑えてました。
(フィギュアの選手がジャンプで華麗な着氷をした時に、
心の中でガッツボーズをしてしまう時と同じ気持ちになった)
 そうそう、おなべの上目遣いの場面、
めいぷるはホールだから、表情が見えにくかったのかもしれません。
何となく、二回目の方が嬉しそうに少しだけ笑っている所が、
凄くリアルな表現に感じました。ちょっと大げさに言うと、
ブサイクって言われている女芸人さんが、わざと乙女っぽい
表情を作って他の芸人さんに突っ込まれるという鉄板ネタが
あって、もてない女の上目遣いが二回目のおなべからは
感じたんですね。テレビの芸人さんほど大げさにやると
おなべが可哀想になるんですが、
もてない女の勘違いした表情の可笑しさは、
南天さんやまん我さんの時には、それほど強く感じなかったところです。
 6月の初めごろに、南天さんの「仔猫」を聴く予定なんですが、
今から聴くのが怖いです。ぶっちゃけ、ひろばさんの「仔猫」の方が
愛着があります。しかし、あの指が一本足らない、は南天さんの方が
面白い。(まん我さんは無かった?)ひろばさんには南天さんの技を
盗んでほしいです。一体何が違うんでしょうか…。
指が無いかもと怯える表情が短いのかな?



抽選会は、スタンプ4つでサイン色紙をゲットしました(^о^)/□
去年と同じように、米紫さんと紅雀さんが二人並んでマイクのやり取り
してました。紅雀さんの私服が思い出せないのに、
米紫さんの黒地に色とりどりの水玉模様のシャツが目に浮かびます。
たぶん、直視できなかったんでしょう…。


次回は、紅雀さんの「崇徳院」。
独演会まで死ねないと思っていたけれども、
(持病があるわけではない、交通事故とかが怖い)
五月二十日の彼の高座が聴き終わるまで死ねない身になりました。
狐の踊り?みたいなやつ、してくれるのかなあ。

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第67回めいぷるごにんばやしの会 @箕面市立メイプルホール大ホール

<本日の演目> 桂紅雀  「始末の極意」 桂米紫  「大安売り」 桂まん我 「猿後家」      -中入り-        桂吉弥  「深山隠れ」 桂ひろば 「仔猫」  三味線 はやしや律子 ※スタンプラリー抽選会 まん我さんは明るいグレーのお着物に黒のお羽織。

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急がせてすんまへん<(_ _)>

いつもの席を確保して欲しいなんて、お願いしてスンマセン<(_ _)>
晩ご飯ゆっくり食べられへんかった?
でもパスタ屋さんのお味を私の存在がカバーしていたとは意外ですe-264
私もそないにいろんな方の「始末の極意」を聴いている訳ではありませんが、私が聴いた人たちのには松竹梅のお仲間の名前は出てきてへんかったと思いますよ。
文華さんは「猿後家」のどこで見台をパンパンと叩きはるのかなぁ?
いずれにせよ叩いた方が湖涼さんの目を覚ます効果はあったのかな、と思ってしまいました e-348
来月はまた紅雀さんと同じ日に昼席の出番があるので楽しみにしています

吉弥さんの歌

あれは音頭ではなくて三波春夫さんの「船方さんよ」という歌を替え歌にしたはりました。
子供の頃通っていたソロバン塾の助手の先生がのど自慢のイベントがあると決まってあの歌を歌ってはって、NHKののど自慢でも鐘を鳴らしてはったので印象に残っています。
吉弥さんは歌いたがりやねぇ。

いえいえ

にこさんと一緒でないとお店の印象もがらっと変わるんですね。
いつもギリギリに行動してしまう私が悪いので、
お気になさらず(笑)。早く行くといつもお話ししないような人たちと
おしゃべりが出来て楽しかったです。

文華さんの猿後家の感想、見つけました。(^о^)/
http://jaimo.blog116.fc2.com/blog-entry-312.html
2011年12月です。 お家はんが、
「あんた、今こう言うたやないの!」というような台詞のときに、
見台をパンパンパーンと叩いたみたいです。
 まん我さんより紅雀さんの方がウトウトしている確率高いのに、
この日は本当に不覚でした。今度の昼席、楽しみにしてます。

それから、吉弥さんのマクラ、
記憶を失った私に代わって思い出してくれて有難うございました。
私は、三波春夫でございます、というネタしか知らない世代で、歌をうたってたなあしか思い出せませんでした(汗)。
 まん我さんのマクラ、笑い声のヒヒが禁句になるかも、という内容、猿後家の分かり辛いサゲをフォローしてて凄いなあと思いました。ということを今思い出しました。

プロフィール

湖涼

Author:湖涼
ブログ管理人(湖涼)の連絡先
jaimo.koryou★gmail.com (★を@に変えて下さい)
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