笑・浜遊亭 第三十三回浜山寄席

2014年1月15日(水)神戸市

桂 團治郎 「狸賽」
桂 紅雀  「かぜうどん」
桂 三ノ助 「?(市町村合併を控えた自治体が、最後の思い出にベートーベンの「歓喜の歌」を1万人で歌うという内容)「大工のケンさん」かな?」


とても笑いの多い、素敵な落語会でした。
スタッフさんも、お客さんも最高だと思います。




この日は、余裕をもって家を出るはずが、
一本電車を乗りそこねて、えらい目に遭いました。
というのは、三宮駅で迷子になりかけたからです。
(この齢で迷子って…)

大阪難波駅から三宮まで、
金券ショップで手に入れた400円区間の切符(360円)を
手に入れて、ルンルンでした。

ちゃんと「地下鉄海岸線(はこちら)」の矢印つき看板を
見ながら三宮駅を出たんです。
出たとたんに、方角が分からなくなってしまいました。
ウロウロしている内に、道路沿いの駅周辺地図を発見!!!
何とか地下鉄まで行けました。大都会はいいですね。

そして地下鉄。
神戸の地下鉄は何故こんなに入口から
ぬくいのでしょうか…。大阪に来たらショックを受けるでしょう。
二~三駅先に目的の駅があると思っていたのですが、
目的の駅は六駅先にありました。
親父ママさんが驚くはずです。
まさかこんなに遠いとは…。

御崎公園駅の前の薄暗い地図を凝視して、
あわあわしながら、何とか開演に間に合いました。
もうダメかと思いました。
この駅の周辺地図を握りしめていたのに、
全く役に立たず…。余裕がないと人間ダメですね。


入口の受付の人が、すごく
にこにこされていたのが印象的でした。
スタッフの人も、お客さんも、本当に
この寄席を楽しみにしているようで、こんなに
和気あいあいとした落語会は他に知りません。
田辺寄席は、スタッフさんもお客さんも、こなれますね。
浜山寄席は、極端な話、
タイガースを応援しているような勢いを感じました。
神戸って、オシャレで近寄りがたいイメージがあったのですが、
下町情緒もちゃんと残ってるんですね。

あと、この寄席は、本当に
噺家さんの聖地になりそうだなと思いました。
お客さんが兎に角、よく笑うんです。
こんなに笑うなんて…!
動楽亭に連れて来たら、笑い声で窓ガラスが壊れそうです。

前説に出てきた寄席の代表者の方(男女二人)が、
二人ともボケ役になって、えらいことになってました。
お客さんに突っ込まれたりして。
話の終わりが見えないと、見かねた三ノ助さんが出てきたり。


トップバッターの團治郎さんは、
お久しぶり。
マクラも「〇〇に似ている」シリーズが長くなってました。
「狸賽」は、本当に以前見た時よりずっと、
上手く、こなれていて、ビックリしました。
お客さんにもよく受けていましたし、
こんなに前座から笑いの多い落語会は他に知りません。
佐ん吉さんとか前座に出たら、うわーハードル上がるなあと、
紅雀さんの出番をひやひやして見るのですが、
まさか團治郎さんにそのような思いを抱かされるとは。
師匠の動きをよく見ているなあと、芸の吸収力がめざましいと
思いました。
 欠点はただ一つ、私服が格好良すぎること。(><)
着物姿の方がカッコいいと思えるような噺家さんになって下さい。


お次は、紅雀さん。
三ノ助さんとは、同期で仲良くさせてもらっているから、
すぐにこの会にも呼ばれると思っていました、と。
浜山寄席はすでに33回目。紅雀さん、呼ばれるのが遅いです。
 マクラは初めて聞くものがあり、トキメキマックスでした。
歌始めの会をテレビで奥さんと一緒に見ている内容で、
本当に、崇徳院を出すんじゃないかと思いましたよ。
肩を並べてテレビを見ているマクラは、バンクーバーの時以来かも。
面白かったので、べにてんでも出してくれたらいいなあと思います。
 物売りの売り声は、枝雀さんのCDとか、雀三郎さんの高座で知りましたが、
紅雀さんがやっているのは初めて見ました。コウモリ傘の張替とか。
 「かぜうどん」は、うどんのすする音で、
お客さんから笑い声が!
他では中々起こらなかったのですが…。
本当にすする音が凄くて、
大きな野鼠を飲み込んだような音が出るんです。
始めはうどんの細さで、後はきし麺以上の何かになってます。
「うどんの音かあ?」と笑いながら突っ込んだお客さん。
紅雀さん、いちびりです。
 狸が出て人を化かすという噂を聞いて怯えるうどん屋さん。
そこまではいいんだけど、相撲を取ろうと言われたらどうしようと。
う~ん、狸の相撲で怯える年代って、雀三郎さんが限界っぽい?
(本当はもっと年上だろうけれども)
紅雀さんが言うと、しっくりこないです。年を取れば馴染むのでしょうか。
動物好きだから(多分)狸とは喜んで相撲を取りそうです。
 花札の場面はそれらしく見えて、ほっとしました。
今度は狸が私の中のハードルになり、一難去ってまた一難です。


お次は、三ノ助さん。
マクラは、兄弟子が政治家になって、そのお手伝いに
駆り出される、といったもの。兄弟子の出馬する地域に、
めっちゃ詳しくなってる三ノ助さん。カラスボーイなんて、
初めて聴きました。
ネタは新作で、師匠のものでしょうか?
多分、「大工のケンさん」で合っていると思うのですが。
(よせぴっを読んでいたら、目に留まったネタ名)
 平成の吸収合併で、思い出を残そうとする自治体を
描いたもの。年末にベートーベンの有名な曲を歌おうと
いう企画が持ち上がるのですが…。
 あまり、ピンチシーンが無くて、和やかに話が進みます。
村の名前は消えるけど、村人はそのままで、
何となく聴いていて、おめでたい気持ちになりました。
ほんまは、残した方がいいと思うのですが。
(こういうのって、地方が脚光を浴びる時勢ですから、
市町村の権限で、昔の地名を復活させたら良いと思います)。
難波周辺って、消えた地名が多いって聞いたことがある様な。
復活して困るのは郵便局の人でしょうね。^^;
 ネタ自体は、ちょっと言いなれていない点があって、
きっと、よせぴっで見た、落語会に向けて修正されると思います。

 終わってから、私服姿の團治郎さんと紅雀さんが高座に
上がって(!!!)凄いファンサービス。
何か宣伝する会はないですか、と三ノ助さん。
何て優しい人…。
紅雀さん、鶴橋の勉強会とか、べにてんとか、
もっと言ってください…!
こんな控えめな噺家さんが可愛いと思える私は、
既に末期です。
團治郎さんも、米團治師匠は全国を周るから、
意外と大阪に居なくて…と。
いやいや、2月に神戸に来ますって(笑)。
浜山寄席のお客さんは、浜山寄席に来るから、
素敵だと思っているのでしょうか。
とんでもない、近畿圏、全国をまたにかけて
落語会に訪れてほしいと思うようなお客さんです。

ケータイも鳴らなかったし、
先に落ちを言う人もいなかったし、
外でチャルメラも鳴りませんでしたよ(笑)。
何故私は下町人情あるふれる人たちに弱いのでしょうか…。


会が終わってから、親父ママさんと再会して、
握手をしました。(^^)>
七十人くらい入ってたんじゃないかなあと、
人数を数えるのが苦手な私に、良い情報を教えてくれました。

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あれから約半年💦

こんなのを書いてはったんですね
知らんかったゎー

そして・・・あれから20年~と言う会が開催されます
てか開催させて頂きます
同期四人衆に盛大に盛り上げてもらう所存です(告知済み)
どうか大々的な告知案内と宣伝をよろしくお願い致します

打ち上げにもおいでな

約半年

落語感想、読んでくれて有難うございます。

あれから20年~という会は
11月15日(日)開催ですね。
前もって宣伝出来たら良いのですが、
うっかり忘れてしまいそうなので、
また直前にお声掛けください。

打ち上げは遠慮します(汗)
内気な性分で…(>_<)
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