第12回 紅雀の

2013年12月20日(金)鶴橋・雀のおやど

笑福亭 呂好 「色事根問(いろごとねどい)」
桂 紅雀   「米揚げ笊(いかき)」
桂 雀太   「上燗屋」
桂 紅雀   「除夜の雪」


「米揚げ笊」は珠玉の一席(わお!)
「除夜の雪」は、しんみり聴かせてくれました。
独演会の日取りも分かって、もう大満足です。
来年の4月27日(日)14:00!(T▽T)



この日は、なんばCITYで
ペンを買う予定だったのですが、
文房具屋さんが見つからず、
高島屋の文房具屋さんでゲットしました。

その後、なんばで一番安い、
と思い込んでいる美容室へ。

髪を切ってもらってお会計を済ます時に見た
時計の時刻に衝撃。
6:15
晩御飯たべれない…

急きょ鶴橋のダイコク薬局で、
カロリーメイト(のようなもの)を買いました。


ええと、この日は、
受付のそばに紅雀さんが立っておりまして、
緊張のあまり、財布の
小銭入れに付いているチャック、に付けていた
キーホルダー(お守り)を、チャック閉める際に
勢いつきすぎて、
引きちぎってしまいました。
本当に、
マネージャーさんも、紅雀さんも、
何も目撃していなかったと思いたいです。
たぶん、見られてないはず……

前後の記憶は定かではないのですが、
万葉集の本を渡しました。(凄い)
「落語の本じゃないの?」
という空気が流れ……というか、
新作の台本の方が良かったようです。
(そりゃそうやろ!)

本当に私は一体何がしたいのでしょうか。



この日のお客さんの数は、
ちゃんと勘定していないのですが、
20人とちょっとくらいでしょうか。
今年最後の会なので、
もうちょっと入ってほしかったのですが。
(私の応援する芸人さんは、私がそっぽを向いた時に
売れ出すのです。貧乏神っぽい自分が怖すぎる)



開口一番は、笑福亭呂好さん。
初めて見聞きする噺家さんです。
とっても爽やかな好青年って感じの人でした。
着物がとてもしっくり馴染んでいて、踊りを習ってるんでしょうか?
ネタの「色事根問」は、
主人公が「喜ぃさん」、と名づけられていました。
その喜ぃさんが、兄貴分?の人に話しかける笑顔が、
とても良かったです。柔らかくてふわっとしていて、
笑顔を作っているという堅さが無いように思いました。
兄貴分も、なんだかんだ言って
世話焼きっぽいオーラが出ていたように思います。
 「色事根問」で、一番印象強いのは、雀太さん。
お金をいくら持っているか、中々言おうとしないくだりがあります。
呂好さんは、何と、そこの場面がありませんでした。
こういうやり方もあるんですね。
「金か、金はな、金は……」
いかにも持ってるで~! という空気を出して、おけらという。
ここ、面白かったです。
 それから、「芸」を自慢する場面、
こたつの上で、でんぐりがえしが出来る。
というものがありました。
これは初耳。ここも兄貴分?の人の突込みが面白かった。
 他に「四季の着物」のくだりはなく、
「きょうび、洋服着る時代やで」というセリフがあり、
噺の型(かた)が違うんだなあと思いました。
蛍踊りは新築の祝いではなく宿替えの祝いの席で、
最後、家が燃えるまで行きませんでした。
でも、この型もいいなと思えたのは、きっと呂好さんの力なんでしょうね。



お次は、紅雀さん。
黄緑色の着物で、照明の関係か、
蛍光色やなあ、とまでは思いませんでした。
(それとも別の着物だったのかな?)
マクラは流行語大賞のもの。
やっぱり「いまでしょ」に笑ってしまいます。
親父ギャグに弱い…
それから、みぞれが降ったという話を。
私の家では雪でした。
はしゃぐ娘さんを見守る紅雀さんの姿がほほえましい。
口を開けて走るさまを「清(せい)何とか」って
言ったのですが、何だか分からず、ぽかんとしてしまいました。
 「米揚げ笊」は、たぶん、二回目です。
一回目は、箕面のめいぷるの会で聴きました。
それから、まだ聴けるのか分かりませんが、動画でも一度
聴きました。
 めいぷるの会では、開口一番だったので、
さくっと終わらせた感じもあったのですが、
今回は、のびのび、生き生きしてました。
まるで私の近所に軽トラでやって来る魚屋さんの魚くらい、
新鮮でピチピチしてました。
もうスーパーの魚は食べられません。
(と言いつつ、この間食べました。休みが多いの、あの魚屋)
 ご隠居さんの家から立ち去ってないのに、
ご隠居の悪口を言ってしまう主人公。
「しもた」って言った後、「好きよー!」と言ってました。
不動坊でも「好き」って言いますよね。崇徳院で聴いた「好きや~!」
は幻だったのかと思っているのですが、どうも、噺の中で、
愛を叫ぶ(告白する)場面が多いようです。
 あと、急いでいる人を捕まえて、
道を尋ねるところ、言い当てられなかった相手に、
「ブブーッ」と、クイズ番組みたいな擬音を出してました。
正解した時には「ピンポン」とは言わず「正解」って
言ってたような気がします。
 それから、産婆さんは引きずられていました。
 本当に、主人公と紅雀さんがピッタリはまっていて、
良かったです。「蔵、あげなはれ」というセリフは無かったのですが、
別に無くてもいいな、と思いました。



お次は、雀太さん。
見台が運ばれ、座布団の上に座るときに、
右手で着物の裾?を手でなぞる様な動きが
見えませんでした。あれを見ると、雀太さんだなあ!
と、しみじみ思えるから不思議です。
 マクラは「おおさかのおばちゃん」ネタ。
スーパー玉出で、出会ったおばちゃんが、本当に
その辺にいそうな気がして可笑しかったです。
あとは、大阪ドームでストレッチしている話と、
自転車でこけて寝ていたら、通りすがりのおばちゃんが…
という話。極楽橋の話はもうしなくなっちゃったのかな。
(雀の学校で聴いたマクラ、どれも面白かったです)
マクラはお酒にまつわる話だったので、「替り目」かなと
思ったのですが「上燗屋」でした。
 出だしは、酔っぱらいが歌うところから始まるので、
その辺は似ているなあと思うのですが、始まった瞬間、
これは上燗屋だっ、と思ったので、何が違うんでしょうね。
歌が違うのかな?
 以前、動楽亭で聴いたときは、
酔っぱらいの酔いが深く感じ、店主が、ちょっぴり可哀想、
と思ったのですが、今回は、そこまで深く酔っていなくて、
店主も客の扱いに慣れた感じがしました。
 「表面張力」って言えないところと、
「じょうかん殿!」って言うところが好きです。
もはや飛び道具ですね。ジャックナイフと呼んでいます。
お腹が減って居る時に、聴いたので、
雀太さんの食べるさまが本当に羨ましかったです。
私も食べたい。(無理やろ)
たぶんニシンも食べられると思います。
 この間、聴いたときは、店主はえらい災難やなあと
思ったのですが、今回は、客とほのぼのやり取りするさまが
思い浮かんで、これもええなあと思いました。
 雀太さんは、どのネタも深くやり込んでいるような
印象を受けるので、色々と聴いてみたいのですが、
本当にBチームがどうして今年無くなったのか、
ただただそれが惜しまれます。



お次は、紅雀さん。
今度は灰色(ねずみ色と言うべきか)の着物で。
独演会をしますと言ったのは、
この時だったのか、米揚げ笊の前だったのか、
ちょっと思い出せないのですが、
拍手が、ぶわ~っと起こったのを覚えています。
待望の! 独演会~!!(本当は!をあと百個つけたい)
オリンピック以上に間が空いている所が泣けます。
 会場は、パッと聴いたとき、前と同じ場所のように
思ったのですが(「朝日」しか聞き取れず)、
でも、同じだったら「ABCホール」って言いますよね。
多分「朝日」って聞いた時に、勝手に、
頭の中で「ABC」って浮かんだのだと思います。う~ん粗忽者。
朝日生命ホールは、駅から近いし交通の便も良さそう。
なんてったって「淀屋橋」です。
 今度こそ花を贈りたい。しかし自分の名前が出るのは
恥ずかしい。急きょ「桂紅雀を応援する会」をでっち上げる
べきなのでしょうか。(でっち上げるって!)
 あと、「紅雀の」という会名が始め不評だったとのことで、
今度は「紅雀が」にしようかなと言ってました。凄い、めげないこの人。
私は「紅雀の“〇〇”(ネタ名)」という意味だと思ってたので、
いいなあと思っていたのですが。
 さて、「紅雀の“除夜の雪”」は衝撃でした。
人情噺をしない人だと思っていたので。
(一文笛もする時が来るのでしょうか?)
こういう、しんみりしたお噺もする人だったんですね。
炭火を囲んで、ぽつりぽつりと話すところとか、
じわじわと来て良かったです。
一番下の弟弟子の機転の良さが、くすぐりになっている所とか!
これは米朝さんの工夫なんでしょうか?
 鬼婆がひっくり返ったところとか、
ざまあみろ! って思うのと同時に、残された坊(ぼん)が本当に
可哀想だなあと思いました。
「さかさま盗人」でもそうですが、紅雀さん、
女性を悪役に割と立てますね。
 それから、終盤あたりで、「婿」を「嫁」と言い間違えたのですが、
えっ? と思うくらい、笑いが広がったので吃驚しました。
みなさん、笑いに飢えてるんですね……。
 でも、紅雀さんは、しんみりしたお噺も聴かせてくれる
人なんだなあということが分かって嬉しかったです。
 今はもう、イラストのことで頭がいっぱいで、
脳みそをふり絞っても新作落語ができる気配はないのですが、
もし作ったならジャンルを問わず送りたいです。
※メモ
鬼婆のひっくり返った場面が、「上方落語メモの「除夜の雪」」のテキストには
無いです。枝雀さんが入れたのかな?

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いか〜き

「いかき」は「ざる」で変換すると「笊」出てきますよ!

4月27日の独演会は14時からだそうです
(紅雀さん&吉川マネ確認)

有難うございます

お時間を尋ねてくださっていたんですね。
会場も、私は「朝日…」しか聞き取れなかったので、
助かりました。

笊がまさか「ざる」で出るとは…!

意表

紅雀氏の除夜の雪には、意表を突かれました。
独演会にも意表をつかれ、昨日は朝日生命ホールのキャパを調べていました。

そうやって紅雀氏も成長して行くのですね。
成長していく後姿を見送る母親の心境です(笑い)。

本当に

「除夜の雪」には吃驚しました。

今度の独演会は日曜日なので、
もずさんも参加できそうなのが嬉しいです。

成長の二文字を失念していました。
言われてみればそうですね!

独演会ってあの独演会ですか

どうも、2日ぶりにスマホの電源をいれたら
紅雀さん、独演会だそうで、これは馳せ参じなければ!
湖涼さん、花束は堂々と本名で行ってください。
私は、例によって食いもんにします。「〜の会」出されるなら、協賛しますよ!

あの独演会です

こんばんは。
お体のほう、大丈夫ですか?
ツイッターがやっと更新されて、ほっとしています。

花束の協賛のお申し出、有難うございます。
また日が近づいたら、お声かけしますね。
 本当は、各都道府県ごとに、紅雀さんファンが結束して、
各都道府県からそれぞれ花束が届いたらいいのになあと、
そんなことを夢想しているのですが、
もし、そうなったら、
ぴーまさんは京都支部長でお願いします。笑

全国組織(¯―¯٥)

大日本紅雀聯合大阪総本部みたいな!これやと、装甲車でも用意せなあきませんな。

桂紅雀さんファンクラブ「べにすずめ」てのもベタやねぇ。

Crimson Sparrows OSAKA Total-Officeとか(笑)

名前はいずれにしても、大阪本部と京都、愛知支部は大丈夫かな、地元で滋賀県もいけるか!支部ごとにバラしたら花が束にならないような…( ̄∇ ̄)

べにすずめ

良い響きですね~。

独演会は、本当に装甲車に乗って行きたい気分です。
(何しに行くねん)。

大きなお花を贈るお金は無いけれど、
みんなで、ちょっとずつ持ち寄れば…と思ったんです。

そういうお花ってどれくらいするんでしょうね。
これから調べます。(^^)
プロフィール

湖涼

Author:湖涼
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