動楽亭昼席

2013年12月9日(月)動物園前

桂 弥太郎  「子ほめ」
桂 ちょうば 「昭和任侠伝」
桂 塩鯛   「つる」
桂 紅雀   「不動坊」
~中入り~
桂 わかば  「片棒」
桂 南天   「壺算」


まさかの不動坊!(親子酒かと思った)
たっぷり楽しみました(^^)



この日は、もずさんとソニーボーイで、
お昼ごはんを一緒に食べてから動楽亭へ向かいました。
平日のランチタイムは、
ちょっと煙たくて(>_<)。
土日は人が空いていて、禁煙状態なんですが。
次はどうしようかな。


動楽亭で、さきさんと合流して、
ラジオの音源を渡したりしました。(拡散中)。
会が終わってから、三人寄って天王寺でお茶をしたのですが、
取り留めのない話ができて本と楽しかったです。
あと本を褒めてくれたので、心にオアシスができました。
豚もおだてりゃ富士山にだって登ります。


実は、記事にコメントをいただくまで、
感想を書くつもりはありませんでした。
割と満足してしまっていて。うーん、ダメですね。
辛口一献菊正宗なコメントで目が覚めました。


開口一番は、弥太郎さん。
何だかとってもお久しぶり、のような気がしました。
ちょっと見ない間に、頬がふっくらされて、
結婚したのかなと、勝手な妄想が膨らみました。
「子ほめ」は、番頭さんの出番がちょっぴりの、
ショートバージョン。
赤ちゃんはミルクを吐きませんでした。
(ざこばさんが入れてた工夫??)
そんなに早口ではないのですが、
たまに聞き取れない言葉があって、あれ?
と思ってるうちに、終盤に。
ベテランさんになると声が小さい箇所でも、
客席に声が届くんです。不思議。
もう少し、お酒や料理に対して美味しそうに
接してくれたらなと思いました。


お次は、ちょうばさん。
マクラは、色々あったのですが、ざこばさんの家に
大掃除をしにいく話を覚えています。弟子も師匠も大変な時期ですね。
 「昭和任侠伝」は、二代目春蝶さんが作った話とのことで、
もの凄い人情噺だと思っていました。
一文笛でめっちゃ泣かせる噺家さんだという噂だったので。
「任侠」に憧れる男の話でした。
冒頭は、ちょっぴり「七段目」っぽい。
趣味にどかはまりしている所が何となく。^^
銭湯へ行く途中、女の人に声をかけられるところが、
めっちゃツボでした。
お風呂場のシーンは意外と短くて、もっと湯煙を浴びたかったです。
(たぶん、不動坊とか、延陽伯の影響)
刺青師が出てきたときはドキドキでした。
けっこうセクシーな場面だったなあと(笑)。
 ちょうばさんは「ハンカチ」の印象が強かったのですが、
こちらの噺もけっこう似合ってるなあと思いました。
ロシアンルーレットのくだりは、春蝶一門の方は、
されていないという話を聞いたので、ご自身の工夫も色々と
練られているようです。
 でも、ほんと路上でバナナを売ってる辺り、
時代を感じますね。


お次は、塩鯛さん。
羽織がないので、言われてから、え? って思いました。
何と、結ぶところが壊れてしまったそうです。
こういう時、人から借りたりしないんですね。
初めから羽織なしの塩鯛さんの姿はとても新鮮でした。
マクラは、えーと、
紅雀さんにプレッシャーを与えるような言葉だったのですが、
そんなに長々しいものでもなく、言い方も優しくて、ほんわかしてしまいました。
「これくらい言っといたらええかな」
ネタは何と「つる」。
この間、米紫さんで聴いたばかりです。
どこが違うのかなと思って聴いてみたら、割とそっくりで吃驚しました。
屏風に猫の絵が描いてあるとか、ぼらが素麺の絵とか、
これは吉弥さんが移動中なので、米紫さんが急遽入れたくだりだと
思っていたのですが、初めからあったんですね。
 主人公のとぼけた感じに味わいがあって、
聴き慣れた噺なのに、飽きさせないところが凄いなあと
思いました。
 この噺、今まで若手の方が二度ほど言い間違いをしている
ところを目撃しているので、
(一回目で、オスが「ツーー」メンが『ル』と止まった、
と言ってしまったもの。一回目は『ポイ』と言う。)
失礼ながら、ドキドキしながら、見させてもらいました。
そんなまさかね! といった感じで。
そして、そんなまさかは訪れませんでした(笑)。
なんでこんなに、ほっとしてるんでしょうか。
間違うはずがない、と思う人に限ってドキドキします。


お次は、中入り前のトリの紅雀さん。
マクラは、えーと、どうしよう、思い出せません。
途中で、「これくらいにして、冬のお話を」と言った気がします。
紅雀さんは、季節に沿ったネタをしない印象が
あるのですが、不動坊だけは別。(だと思う^^;)
Bチームの時もそうでした。
親子酒かなと思っていたので、まさかの大ネタに心は狂喜乱舞。
(そこまで・・・)
あー、懐かしい、懐かしい。
そうそう、こんな場面あったなあと、思っている間に
噺が終ってしまった感じでした。
ゆうさん、元気そうでなによりです。涙
(しばらく遠方に行っていた人が帰ってきたようです)
この日の不動坊は、
カルタ先生が寒くて湯呑みから手が離れない、と言う
くすぐりが無かったのですが、
初めて、無くても気になりませんでした。
今まで「何で無いの;;」と思っていたのですが、不思議ですね。
それから、主人公が、風呂場で「これがこうなって、それがそうなって」
と言うところ、初めて何を言おうとしているのか分かって嬉しかったです。
ほんと謎の言葉でした。解読するのに時間がかかって恥ずかしい。
あと、「掃き溜めに鶴」っていう言葉も、
以前ほど傷つかなくなりました。(何故に傷つく・・・)
やっぱり微妙な言い方の違いなんですね。
サゲは、「さっきまで宙に浮いておりました。」
遊芸稼ぎ人です、ではなかったです。宙の方が好きなので、
このまま、そっとしておいて欲しい。
 けっこう良い内容だと思ったのですが、
思ったほど笑い声が増えず。
高座から下りる時は拍手がいつもより長く感じたので、
他の人は満足してくれたのかなと思っていたのですが、
そう、あれを「空回り」だと言うんですね。
フルスイングがHRかは、与謝蕪村の句もそうですが、
私はそういうところも好きです…。
一体次はどこで爆発するのでしょうか。
それを見届けに追っかけているようなものです。


中入り後は、わかばさん。
マクラは、拘置所に居る人対象に落語をした思い出話でした。
刑務所と違って、刑期が確定していない人たちなので、というもの。
色んなところで修行されてるんですね。
ネタは、片棒。
歌之助さんで、一度だけ聴いたことがありまして、
けっこう前に聴いたので、どこがどう違うのか、中々探れませんでした。
船で橋をくぐる? ところで、
歌之助さんは花火が上がっていたような?
あと、三男の「お父さま」っていう言い方は、
わかばさんの方がソフトに感じました(笑)。
歌之助さんの三男はもっと危ない感じがしましたね。
噺の内容を聴くと、最近できたネタのように
新しく感じるのですが、どなたかが近年、固めたのでしょうか。
 長男は孝太郎、次男は惣次郎、三男は徳三郎。
これは東京でも変わらなさそうな感じがします。
「干物箱」は孝太郎だし。
 そうそう、わかばさんの「片棒」は、
もう少しゆっくり話して欲しいなあと思ってしまいました。
くすぐりが、さーっと流れてしまうような気がして。


お次は、トリの南天さん。
雪の降ってる羽織でした。こんな柄だったんですね。
もっと雪の数が少ないものと思っていました。
でも何だか、懐かしい。冬が来たんだなあと思いました。
マクラはあっさりしていて、買物の感覚は東西で違うことを
踏まえまして、「壺算」を。
あーーーーー、茶の湯じゃなかった。orz
ずっと前、どなたかが「茶の湯」をされていて、
この密室の設定は、南天さんだったらもっと面白いだろうなと
思ったんですよ。何故に密室なんでしょうかね。
べにてんがそれっぽいからでしょうか。
自分でも分かりませんが…。
まあ、私の人生の楽しみに取っておきます。
 でも、●●屋クロ兵衛が健在でよかった。
結局、算数の苦手な私は、番頭さんが何に騙されているのか、
よく理解できずに終わりました。(ひえー)。
誰か、ここでおかしい! と説明して欲しいです。
そして説明を受けても、私のトンネル頭では、
次回の「壺算」まで、とても覚えていないのでしょう。
最近、算数が苦手以前の問題だと思うようになりました。
ぱっと言われても、ぱっと理解できない。
誰か図で説明して欲しいです…。(自分でやれ)。
 べにてん以外で南天さんを見るのは本と、
久しぶりだった気がします。
 しかし翌日が、70人のお客さんとは……。
今日の動楽亭は「べにてん」だと浮かれていた私は
少数派だったのでしょうか。
いっそ中入りにトークをして欲しいです。

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客数

紅雀さん、ものすごい熱演でしたけど
塩鯛さんの発言で気合が入りすぎたのか、
少し空回りのようにも感じました。

昨日の客数は20人くらいだったと思いますが
今日は吉弥さんが出ているからかして
70人以上入ってました。
私はちょうばさん目当てで行ってましたが
今日も昭和任侠伝でした。

空回り・・・(>_<)

道理で私が予想するほどの笑い声が出ないなあと思いました。
高座を下りるとき拍手が長かったので、
笑い声の低いお客さんばかりかと思いましたが、
熱演に対する拍手だったんですね。^^;

マクラを長く話さなくても、
本領発揮できたら良いのですが。
でも、以前よりは徐々に力を出せるように
なってきたかなあと思っています。

お客さんの人数、数えていなかったので助かりました。
ちょうばさんのネタは、会の後、友達とお茶をした時にも
話題になりましたよ。前日は「猫の皿」だったそうで、
それも良かったと聞きました。

絶好調の紅雀氏

私は紅雀氏は絶好調と見ました。あまり、彼の不動坊を見た事が無いので、かなり評価が甘くなっているかも知れませんが・・。
前回見た時は、しんさんや、ゆうさんがどの位置に立っているのか?どっちがしゃべっているのかわかりにくい面があったのですが、今回ははっきりと分かりました。

まあ、見る人によって評価が分かれるのも落語会のおもしろい所ですね。
ヾ(  ̄▽)ゞオホホホホホ

有難うございます

もずさんへ
 そういえば、アンケートに追加して、
書いてくれていましたね。
評価が甘いということは無いと思いますよ。
そういう感想を教えていただくと、
大変ありがたいです。\(T▽T)/
ちょっと救われた気持ちになりました。

辛口の日本酒

この時期は菊正宗に限らず
それなりの酒なら熱燗で飲むと幸せな気分になります。
そんな辛辣なことを書いたつもりはなかったのですが
演者と客席との間に少し距離を感じた気がしたので・・・。
でもそのおかげで当日のことを思い起こすに十分な記事を
書いてくださり厚く御礼申し上げます。

そういえば後ろの方で「ぴーまさんがどうたらこうたら」という声が
聞こえましたが、私は小佐田氏の新著に夢中でした。

南天さんの茶の湯は一度聴いたことがありますが
抱腹絶倒腹筋崩壊でした。
あそこまで落語で笑ったのは中学生時代に夜中のテレビで
米朝師匠の「七度狐」を聴いて以来です。

辛口でも何でも本当のお気持ちを書いてくれるのが一番です。

日本酒を余り飲んだことがないのに、
てきとうなことを書いてしまいました。
「少し空回りのように~」
と書かれた箇所に、ドキッとし、
これは私の気持ちをきちんと文章にしなければと
思いまして、書いたのですが、
余りフォローになっていない所が
なんともはやです。
(もずさん、有難うございました)。

紅雀さん以外の噺家さんの感想は、
今までにないくらい捻り出して書きましたので、
本当に恥ずかしい限りです。
小佐田先生の新著は、枝雀さんに関する本のことでしょうか。
紅雀さんについて面白いことが書かれていましたら、
教えてください(図々しい・笑)。
先生は「上方落語の会」で紅雀さんを紹介する時、
何故か吹き出しながら喋っていたので気になります。

南天さんの茶の湯は、本当にあちこちで良い噂を聞きますね。
いつかめぐり合えたらいいなあと思います。
それにしても、米朝師匠の「七度狐」ですか。
し、渋いですね。
馬生さんが好きなので人のことは言えませんが…。

本のタイトルは

「青春の上方落語」です。
NHK出版新書です。

四天王の直弟子の師匠連に
入門後の修行時代のことを聞いたのをまとめたものです。
南光さんの項で、枝雀さんの弟子育成方針について紅雀さんに
少し触れていました。(ほんの数行)

ありがとうございます

本のタイトル、
教えていただき有難うございます。
メディア関連には本当にうとくて、
助かりました。

いつも人から、
出てるよーと言われてから気づきます。^^;
プロフィール

湖涼

Author:湖涼
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