ぶらり寄席

2013年3月17日(日)滋賀県・和邇図書館

桂 紅雀  「道具屋」
桂 ひろば 「上燗屋」
桂 紅雀  「まんじゅう怖い」


紅雀さんの地元の無料の会に参加してきました。
京都の病院に勤めていた時に知り合いになった方が、
滋賀にお住まいで、年賀状に紅雀さんの事を書いたら、
チケットを取ってくれて、チラシを送ってくれました。
 満席だったらどうしよう~^^;と思いましたが、
(地元の方のために開かれた会なので)、
席にまだ若干余裕があって、ほっとしました。



2013年3月17日「ぶらり寄席」チラシ
チラシのイラストがとっても可愛い!!
描いた人は天才だと思いました。
直線だけ(でもないけど)紅雀さんを表現するなんて。
困った眉毛とか目元口元とか仕草とか(全部やん)
本と雰囲気出てます。
チラシのイラストでここまで感動したのは、
気楽堂の可愛い版画チラシ以来。


落語会が始まるに先立って、
主催代表者の方からご挨拶が。
柔らかい口調ですが、てきぱきしたご挨拶で、
要点もかいつまんでるし、好感度大。ことりさん以外にも、
こういうご挨拶する人いらっしゃるんですね。

「ぶらり寄席」は、
図書館の“ライブラリーホール”で開くので、
そこから会の名前が付いたそうです。
素敵な名前だと思いましたが、由来に吃驚。
 
ホールといっても、図書館の2階。
小ホールだったのでしょうか。定員は100名。


開口一番は紅雀さん。
登場する時、とっても拍手が長くて温かかったです。
和邇は良い人がたくさん住んでいるんですね。感動
 マクラがとても長かったです(笑)。
落語を聴いたことがある人、と拍手を求めたり。
紅雀さんを知ってる人は拍手の量からしてかなり多そうでした。
地元ですが、無料の会とあって、不安に思われたのでしょうか。
中には全く初めてという人もいて、落語の説明を。
と言っても、昔話はこうだけど、落語ではこうなる、という小咄が主で、
面白かったです。桃太郎、花咲か爺さん、つるの恩返し。
鶴の恩返しの落語オチは面白かったです。思わず拍手しちゃった。
 地元ということで、小学校、中学校、高校と、生い立ちも
少し話してくれました。けっこう転校生だったんですね。
和邇小学校に一年だけ居て、その後ひと駅先(恐らく家の近く)の
小学校が出来たのか、そちらに移ったようです。
 高校の時、合宿に使っていた「やましょう」(?)というお店?
で、吉弥さんも合宿に来たことがあるらしく、その縁で、
お店で会を開いているとか。今回、そちらの会のリピーターさんも
来ていたようです。(多分)。
 「道具屋」は新鮮な笑い声に包まれました。
笑いすぎてずっとお父さんを叩いていた男の子がいましたっけ。
刀を買い求める人はやっぱり強面っぽい人(笑)。
この間、お金の見積もりで、私がど忘れしてたテキストを発見。
母親に土産、じんべえさんにお礼、てんぷらで一杯、
「友達(辰)の借金返済」、雨漏り、建て替え。
 雨漏りから建て替えを言うのは、ちょっと飛びすぎかなと
思っていたのですが(中には障子の張替えを挟んで言う人も居るので)、
最近、これでええやん! と思えてきました。


お次は、ひろばさん。
出囃子が鳴っているのか鳴っていないのか、分からないほど
出てくるのがめっちゃ早かったです(笑)。
 マクラは西成のお酒は安い、と。お酒が好きで…と言われると、
どれほど呑むのか想像つきません。
 ざこばさんの五番目の弟子です、とご挨拶。
都丸(現・塩鯛)、出丸、喜丸、わかば、ひろば、ちょうば、そうば、あおば。
師匠も間違えます、と(笑)。「ひろば」という名前の他に候補があって、
三つとも可笑しかったです。
 お酒絡みのマクラだったので「禁酒番屋」かと思いましたが、
「上燗屋」。とても面白く聞かせてもらいました。
肴が凄く美味しそう。豆を食べる時、後ろの席の人が「上手いね」と。
私は、おからを炊いたやつを食べる音が気に入りました。
ちょっと水っぽい感じのものを食べている音がしたので。
 酔客と酒屋の亭主のやり取り、ふつふつと面白みがこみ上げてくる内容で、
前に聴いた時よりも、ぐんと良く感じました。
 酔っ払いが恐くないところも嬉しいです。住吉駕籠も大丈夫そう。
 前の席に居た、小さな男の子、ひろばさんを見て、
「またのんでる~」と。確かにお替りしたあとでした。
ひろばさん、「また呑んでもーた」と返して、好感度大。

 チラシには、中学生以上と書いてあったのですが、整理券を取りに来る人のことを
指しているのか、会に参加できる人を指しているのかちょっと分からなくて。
でも、地域寄席で、子どもが来たらアカンって言ったら、
それは地域寄席と呼べるのかなとも思いました。
 紅雀さんはおかまいなしにやってる感じがしましたね。
子供向けとか、大人向けとかで落語を変える気は無いような印象を受けました。
ただ、ひろばさんと同じように、子どもさんが話しかたり、リアクションが
面白かったら拾ってました。そのやり取りに、ほのぼの。


最後は、紅雀さんの「まんじゅう怖い」。
価値観は人それぞれで、とAKBの前田敦子ちゃんを引き合いに。
卒業する時ニュースにもなったが、知らない人も意外と多いのでは、と。
 「けつね」の場面、繰り返し部分が面白い。
退屈に感じないのが落語の不思議なところ。
 怪談話の場面、濡れ草鞋が「じたじた」いうところ、
ここは笑うところではないと前まで思ってたけど、紅雀さん、
お客さんを笑わそうとしているのかな。笑ってる人、多かったです。
幽霊が賽銭箱からぬっと出てくるところの恐怖感は半減するかもしれませんが、
まあ、こういうのもありだなと思っておきます。
 全体的に面白かったのですが、今回一番の拾いものは、
どんぶり茶碗に、ぬくぬくのご飯、鯛のぶつ切り、焼き海苔、卵…が
とても美味しそうと思えたこと。実は、同じ場面でも、まん我さんの方が
美味しそうだなと思えて何気にショックを受けていたところです。
卵の数を5、6個から2、3個に減らしたら良いのかなとか
色々と思っていたのですが(インパクト減るやん)、
今回、白身をのけて黄身だけにして…という台詞が入って、
おお~! と思ってしまいました。これは美味しそう。
 重箱の隅をつつくような感想ばかりですみません。
発見したことを書くと、こんな感じです。
 蛇の目や蛇の踊り?を見れて、やったーと思ったり、
あと、怪談話のおやっさんがフェードアウトしても何とも思わなくなりました。
こういうのも慣れなんですね。


紅雀さんの地元の会に参加できる日が来るなんて。チケットを取って、
チラシを送ってくれたHさんに感謝したいです。(><)
本当に有難うございました!

8年ぶりの再会が、紅雀さんが縁になるとは…。
人生って何が起こるか分かりませんね。

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