百生の「崇徳院」you tube

二代目 三遊亭 百生の「崇徳院」を、
ピーマさんがyou tubeに
アップしてくれました。(^O^)

ほんと、大感謝です。

※崇徳院の年表みたいなものを
追記しました



音楽ファイルを動画ファイルに変換するとか、
15分以上の動画を流すなら、携帯アドレスを
登録しないといけないとか、
出来ないことだらけでした。
(携帯すら持ってない私って一体…)


ピーマさんがしてくれたこと
・百生の「崇徳院」の音源主さんに、
連絡を取ってダビングMDを手に入れてくれた
・ダビングMDをCDに移し変えて、
MDとCDを落語会で手渡してくれた
・私が動画確認できるよう、クラウド上にアップ
・you tubeにアップ
(15分以上の動画をアップするには、
携帯のアドレスの登録が必要との事、
携帯を持っていない私に替わり、
ピーマさんの携帯アドレスが生贄になりました)
(本名を出さないように登録し直したとも)


私がしたこと
・百生の崇徳院が聞きたいと願っていた
(行動に移していない…)
・百生の崇徳院の音源主さんに、
you tubeにアップしても良いですか?
と確認メールを出した。
(唯一した仕事といえば、これくらい)


ピーマさんに菓子折りを持って行きますと
言ったら、断られ、
代わりに、ねちこい落語感想を書いてください、
と言われました。笑


「崇徳院」関係がひと段落したら、
他にいただいた落語音源の感想を
書こうと思います…。



追記

百生の「崇徳院」の音源を、
you tubeにアップしてもらったのですが、
彼の崇徳院における位置づけを、
ちょっとここでメモしておきます。


・明治43年
二代目桂 三木助
「崇徳院」(速記)
『豆たぬき』より
◎日本最古・最短の崇徳院

・大正9年
四代目笑福亭 松鶴
「崇徳院」(速記)
『滑稽名人落語十八番』より
◎二代目三木助と90%同じ内容

・昭和2年
柳家金語楼
「皿屋」(速記)『講談倶楽部』より
(S56『昭和戦前傑作落語全集(一)』)
◎「皿屋」と「崇徳院」のハーフ。鏡サゲ初出

・昭和4年
四代目笑福亭 松鶴
「崇徳院」(速記)『落語全集』より
◎大正9年本の再録。

・昭和11年~15年発行の
『上方はなし』で、何度か議論になる。
サゲがまずい、お嬢さんは風で落ちてきた短冊の
歌を手渡すべきか、自ら歌を書くべきか等。
 この本で「貝野村」速記化。

・昭和19年?~21年?
四代目桂 米團治「崇徳院」
(NHK大阪ラジオ)
◎内容不明。
熊五郎が歌を思い出す過程を
長くし、くすぐりを増やした?

・昭和23年
五代目笑福亭 松鶴「崇徳院」
(NHKラジオ台本速記)
◎せをはやみ、を町中で言い始める、
熊五郎に歌を完全に記憶させる、
細かやかな描写追加。
「笑うから言いたくない」は幾代餅から?
鏡でなく人徳でなく瀬戸物のサゲ。
 五代目桂 文枝のCDを
聴くと良い。サゲ以外は殆ど同じ内容。

★四代目米團治と五代目松鶴は、
片方が「崇徳院」を高座で出すと、
もう片方が競って出すこともあった。
 二人に共通すると思われる功績
・崇徳院の歌を誤って解釈していた
従来のサゲを改めた(金語楼の影響か?)
「買わんと思う」を、
買わない(弁償しない)→買おうと思う
・「高倉稲荷」から「絵馬堂」の
茶店へ変更
・熊五郎が歌を忘れて、
大旦那が言い当てる不可解さを解消
 最後の項目の解決方法は、
米團治は歌を思い出す過程を長くし、
松鶴は熊五郎に歌を記憶させた。
…と思われる。


・二代目三遊亭 百生
「崇徳院」(テープ音源)
(1981・アポロン社)
(但し手元にあるのはラジオ放送録音分)
◎1895(M28)生-1964没。
明治生まれの噺家の唯一の音源。
四代目米團治より1才上。
上方から東京に活動拠点を移した。
内容は、
(五代目松鶴+金語楼+百生)×百生
=東西「崇徳院」のハーフ
探し物をする熊五郎の細やかな描写、
熊五郎が歌を思い出す過程が長く、
上方の大旦那の怖さを緩和させた。
 上記の彼なりの改良点は、
「崇徳院」における問題点を
先達や独自の力を足して解決したもの。



・六代目笑福亭 松鶴「崇徳院」
速記(「上方落語」1987・講談社)、
CD音源あり。
◎大正7年生まれの噺家。
革新すぎた五代目松鶴にやや反目した内容。
噺全体は古典回帰しているが、
五代目の細やかな描写も取り入れて、
「崇徳院」を見事に近代化させている。
 人徳サゲの松鶴型。
「貝野村」の熊五郎を導入か


・三代目桂 米朝「崇徳院」
DVD、速記文庫本、web速記あり。
◎大正14年の噺家。
四代目米團治の「崇徳院」を引き継いだが、
どこをどう引き継いだのか不明。
テキストが更に長くなり、大ネタ化。
米朝型。


・三代目桂 三木助「崇徳院」
CD、速記文庫本あり。
◎東京の噺家。
二代目三木助と内容が
違いすぎて怖い。
上方の影響が薄く感じられる。
すごく江戸落語っぽい。


・十代目金原亭 馬生「崇徳院」
NHKが動画を10月いっぱい、
有料(105円)で流している。
◎東京の噺家。
三代目三木助の「崇徳院」と、
内容が違いすぎて怖い。
一体誰に教わったのか。
東西「崇徳院」のハーフ。
冒頭は「皿屋」、
中身は上方のやや古い「崇徳院」を
移植したもの。
上方と違う点は江戸時代の設定。

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