桂 雀々の落語のひろばvol.42~雀々一門会~

2010年8月15日(日)

桂 鈴々 「東の旅発端~野辺」
桂 優々 「牛ほめ」
桂 紅雀 「替り目」
~中入り~
桂 雀々 「地獄八景亡者戯」


 紅雀さん、この落語会ではゲスト扱いだったんですよ。
チラシにそう書かれてありました。
 優々さんの兄弟子っぽい感じはしますが(^^;)

 実は、日記を保存し損ないまして、
思い出しながら書き出します…。
 鈴々ちゃんは、初見。着物が白地で、緑か水色のちょっとした柄が入っていて、爽やかな感じでした。
初めて女の噺家さんを見ましたよ。叩きと小拍子でリズムを作りながら話す「東の旅発端」は、笑いが少ない難しい噺ですが、お客さん、にこにこ話す鈴々ちゃんをじっと集中して見ていたように思います。喜六と清八の演技分けもしっかり出来ていました。一つ物足らなかったのは、煙管を吸う場面かな。あそこはもっと美味しそうに飲んで欲しかったです。


 優々さんの「牛ほめ」、7月の月末亭で出されたものよりもパワーアップしていました。ここまで飛躍的に伸びるとは。アンケートに、新築の木の香りを深く吸う場面と、懐を挙動不審になりながら覗き込む場面が良かったと書いたように思うのですが、そこはきっちり抑えた上で、私の好きなくすぐり「サツマイモのうずら焼き(サツマイモとうずら豆?)」を言ってくれたので、とても嬉しかった事を覚えています。


 紅雀さんの「替り目」、マクラが(神戸屋のパン+αと)少し長めだったので、予感はしていたのですが、矢張りショートヴァージョンの替り目でした。一つ一つの仕草や場面は面白かったのですが、満足感が得られず…。「ガソリン」をくすぐりとして出された所為か、冒頭の俥屋さんの出番もカットされ、帽子を持ってくる女の子、終盤のうどん屋さんも出てきませんでした。内心、米二さんの「替り目」をどのようにして超えてくれるのだろうと期待していただけに、同じ土俵に上がってもらえなかったなあという思い出です。


 雀々さんの「地獄八景亡者戯」は、大ネタ中の大ネタ。勿論、初めて見るネタでした。とてもファンタジーな噺で、地獄の情景を描いていかないといけません。地獄の沙汰も金次第とは言いますが、鬼が「カード払いもOK」と言ったところとか、今風の地獄だなと思って面白かったです。人食い鬼に飲み込まれる場面は圧巻で、あの辺りから主人公が入れ替わったなあと思います。噺家さんによって演出が違うと思われるのは、閻魔さんの前で芸を披露する亡者たちの様子でしょうか。雀々さんはヘッドホン?のようなものを出していたように思います。ここは賛否両論分かれるところかもしれませんが、実験的なものを取り入れたという所は凄いなあと思います。当時は凄く笑った記憶があるのですが、今思い返せば、雀々さんは小道具に頼らなくても充分面白いのになあと思う気持ちも…。
※メモ「赤松を割ったような腕」

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