太閤はん

昨日は、肩こりによる偏頭痛にみまわれ、
飲み会を途中で退席するという、
なんとも周りに迷惑なことを、
やらかしてしまいました。

今日、整骨院に行って、
体をかなり、ほぐしてもらいました。

明日は映画を見に行くので、
エネルギー充填します!



今週の水曜日(7月4日)の読売新聞・朝刊に
載っていた、
戦国時代の武将のコラム。
この日は、豊臣秀吉の弟の「秀長」でした。

太閤はん、この弟が亡くなってから、
暴走が始まったらしい。
利休の切腹、朝鮮出兵、甥の秀次一族の粛清。

このコラムの筆者は、
運転席が秀吉でアクセルとハンドルを、
助手席は秀長でブレーキとナビを
担当していたのでは、
と書いていました。
ナルホド。


私は、秀吉がおかしくなったのは、
年のせいかなと思っていたのですが、
(認知症の一種かなと…)
弟を失って、暴走が始まるなんて、
太閤はんも人の子やったんやなあと、
思いました。




今、「むかしの堺」という本を読んでいます。
堺市の小学生の作文や絵を載せている
「はとぶえ」に連載していた内容を、
まとめた本です。

堺にとって、
太閤はんは、酷い人でした。
堺の商人も、
散々もうけさしてくれた相手だったかもしれないけど。

堺のまちを守っていた、
土居川を埋め立てたそうです。
たぶん、堺に繋がりのあった、
利休切腹後だと思います。

堺の町は、本当に海側の町で、
(町というか自治都市に近かったらしい)、
貿易で栄えていたから、
南北朝時代から、大名たちが
奪い合っていたそうです。
相手に取られたら不利になると、
火を放ったれた事も。


それぐらい栄えていて、
言う事を聞かないから、
目の敵にされた訳なんですね。
全国統一できないと。

言う事を聞かないというのは、
土居川は、堺のまちを守る、
「堀」の役目を果たしていたんです。
敵に攻めてこられないように。
まちの出入り口を少なくして、
門番を立てる。
中世のまち、ですね~。

秀吉にとっては、
お金をじゃんじゃん運んできてくれる、
存在であって欲しかったけど、
自分の身は自分で守れる商人に、
貢げという話は通りません。


中世の終わりと共に、
繁栄にかげりが見えた堺。
(※中世・近世の区切りを
よく分かっていないので、ご注意ください)
(何となく、全国統一が見えてきたくらいから、
近世かなあと…)

織田信長の脅しに一度は耐えたけど、
主な町の権力者を殺されて、
二度目は言う事を聞いてしまったらしい。

そして、豊臣秀吉に、
土居川を埋められ、
堺の商人は、今の大阪市内の、
「堺筋」に移住させられとか。
堺の町は、骨抜きに!
そして始まる、大坂商人の繁栄。

秀吉に埋められた土居川。
さらに大坂の陣で、豊臣方は、
徳川に堺を渡したくないばかりに、
堺の町に火を放ちます。
およそ二万戸が焼けたと言われています。
焼け野原です。

ふんだりけったりでしたが、
徳川家康は、
埋められた土居川を、
元の土居川に戻して、
堺の再建に一役買ったそうな。

その頃には、もう、
堺は脅威となる存在では
なかったのかもしれません。
鉄砲鍛冶が盛んになっていましたが、
それは、商人から職人の町へと
姿を変える転換期だったのではと
思います。


という訳で、
堺の人間は、太閤はんを
大阪の人のように、
「偉い人」と、
純粋に言えないし、
アンチ東京の気質も
薄いのではと思います。
(まさか家康に恩があるなんて!)

でも、都会(大阪)に対する
憧れは、そうとう強い。

秀吉に仕えた曽呂利を、
ちょっと自慢気に思うくらいですから。
実在したかはっきりしないそうですが、
どうも、道化師(ピエロ)のような匂いがします。
権力者に媚びもするけど、
きつい皮肉を言うのも許される…というような。

根っこに、
大阪(都会)vs堺(田舎)がある。
(大層な意識はありませんが、
堺の人は、大阪を「市内」と呼び、
市内に住む人を、大阪の人、と
言う傾向があるように思います)


大阪府のどてっぱらに、
東西に流れる川があります。
江戸時代の初めに作られた大和川です。
大和川の北が大阪市で、
南が堺市です。


川は文化の境目なのかな。

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