客寄熊猫(客寄せパンダ)

2011年1月31日(火)天満橋・常盤漢方薬局ビル

桂 雀喜 「京橋第三小学校(小佐田 定雄作)」
桂 紅雀 「のぞき穴」
桂 雀喜 「USJ巡り(長坂 堅太郎作)」


前回get"s 待っツ亭で聴いた時は、
とても短い話だったのでどうするのだろうと
思ったら、話をちょっと引き伸ばしてました。
どん引きの前半と手ごたえアリの後半。
複雑~^^;



開演時間までには余裕があったはずなのですが、
交番のあるビルで手ごろな晩ご飯を食べている間に
時間が飛ぶように過ぎていってしまいました。
3階のパスタ屋?さんです。
慌ててドリアを食べたので火傷しそうになりました。


15分前に何とか到着。
アバのBGMがかかっていました(笑)。
まばらだったお客さんも、
開演時には20人くらいいたように思います。


三味線の方はおられないようで、
出囃子もBGMで。
雀喜さんの選曲、面白いです。
(どんな曲だったか忘れましたが…)
マクラは、小学生のお子さんが出て行ってから、
のそっと起きて、ごろごろしている間に、
お子さんたちが帰ってきて、胸が少し痛む…
というものでした。^^;
「京橋第三小学校」は、
小学3年生の男の子とその友達がたぶん主人公。
片方の男の子は日曜日に家族と出かけたせいで、
授業中ねてばっかりです。で、それに突っ込む友達。
二人の掛け合いが面白かったですね。
小学校時代の懐かしい思い出が蘇ってきます。
牛乳瓶のフタで「バクチ」をしたと言っていました。
私の地元では「メンコ」だったかな?
 話の中~終盤にかけて、
音楽のさゆり?先生が、男の子達の噂の中で、
再登場します。そこから噺の雰囲気ががらっと
変わってしまったので、あれれと思いました。
他の先生たちと何又もかけている、という
ちょっとドロドロした内容だったので…。
よく考えたら、小学校の思い出は綺麗なものばかりじゃ
ないですね。そういう所も出したかったのかなあと
思いました。
メモ:音楽の時間、音楽室に移動する場面が無かったが
渡り廊下を歩く描写があったらいいのになあと思った。
音楽は忘れ物が多い教科で、私の通っていた学校では
たて笛を忘れた子が口笛を吹いて参加していた。


 お次は紅雀さん。
BGMは何だかよく分からないけど、
女の人が「Superman(スーパーマン?)」
(スパマンと聞こえる・笑)と囁く曲でした。
紅雀さんのマクラによると、
雀喜さんが出るタイミングを事前に教えてくれた
らしいのですが、直前になって「あ、曲を間違えた」と
言っていたそうです(^^;)
 マクラの主な部分は、最近ゴルフを始めた、
というもの。以前社長さんと一緒にコースを回った話は
知っていたのですが、吉弥さんと一緒に回った話は
初めてでした。コーチが吉弥さんにかかりきりになって、
拗ねている紅雀さんが面白かったです。
マクラがけっこう長引いたので、これは「のぞき穴」が
短いからそうされているのかなと思っていました。
ところが、「のぞき穴」はget's 待っツよりも、
ずっと噺が長くなっていて、びっくりしました。
 ショックだったのは、紅雀さんだったら、
酔っ払いの噺は大丈夫、という思い込みというか、
そういう神話が私の中で崩れたことです。
(そもそも「がまの油」からして怪しかった)
(でも「住吉駕籠」はとても素晴らしかった)。
 主人公(男)が隣の奥さんと一緒にお酒を
呑んでいる場面がすごく長くて、
聞いていてとてもしんどかったです(;;)
 以前は、ざっくりとした描き方でした。
今回、詳細な描写を入れているものの、
それゆえに、噺の詰め切れていない部分が
目立ってしまった印象を受けました。
変に伸ばしちゃったなあ、という。
 一番引いたのは、
「アナタを壁の穴からのぞいて見てました」
と主人公が酒に酔って言ってしまうところ。
そのあと主人公が笑うのですが、
本当にぞっとしました。
相手の奥さんは言われても別に平気なんですね。
それが信じられなくて…。
 get's 待っツの時は、こんなに背筋が凍る思いは
しませんでした。何が違ったのかな…。
 酔っている場面が終わって、
主人公が眠りから覚めたところに入ります。
この日、初めて気づいたのですが、
眠りから覚めて急にあくびをする仕草は、
リアルではないなと思いました。
普通は眠りから覚めてちょっとしてから欠伸をしますよね。
(どこまでいちゃもんを付ける気なのか…)
 全く主人公に共感できなくて、
絶望しきっていたところ、やっと一つの灯りが
見えてきました。以前は、心中がどうのこうのと
言う台詞はなくて、何で入れたのだろうと思っていたら、
穴から見える人が一人増えたんですね。
前までは、穴から見えて横になっている人は、
一人だけでした。主人公だけ。
えらくシュールな噺だなあと印象で終わってました。
 今回は、穴から見える人がもう一人(隣の嫁さん)が
増えることによって、
夢の話と、現実に起こっている話が、
太い線できっちり結ばれて、これは素晴らしい
発展を遂げたなあと感心しました。
ミステリー仕立ての噺っていうのがはっきりして良かったです。
 問題は、浮気をしている主人公を、
どうやって描くか。今回は完全に引いてしまったので、
あっさり描くか、性格を変えてもらいたいです。


 お次は再び雀喜さんの登場。
BGMは、USJか何かの曲でしょうか?
明るくて可愛かったように思います。
 現代の設定で、
主人公はたぶん三十代~四十代と思うのですが、
もの凄い落語言葉をしゃべるので、
ちょっと違和感を覚えました。
(70代のお年寄りの言葉くらいに感じる)
こういうのも慣れなんでしょうか。
噺が面白かったので途中から気にならなくなりました。
 主人公は働きづめで、USJを全く知らない設定。
それを、友達(妻子持ち)が遊びに連れて行く、
という噺です。
主人公がいちいち貧乏くさくて笑ってしまいました。
 USJを全く知らない人でも楽しめる噺にしようと、
心がけられたよう。でも「内海英華さんにそっくり」
だけは分からずじまい(とほほ)。
 でも、USJをあちこち行って、
満喫した気持ちになりました。
できればスパイダーマンとかジュラシックパークも
出して欲しかったです。(贅沢)。
もっと噺を聞きたいなあと思わせてくれたのは、
噺の出来が良かったからだと思います。
 この会は本当に雀喜さんのホームグラウンドの
一つなんだなあと思いました。
「とても此花区とは思えない…」
という台詞に、お客さんがどっと笑ったので、
私はぽかんとしてしまったのですが、
雀喜さんの噺が本当に好きなんだなあというのが、
よく伝わってきました。


終演後は、
H子さんと途中までご一緒しました。
まん我さんの会ではないので、
びっくりしてしまいました(笑)。

コメントの投稿

非公開コメント

情報だす(^^ゞ

こんばんは
この記事、続きを楽しみに待ってます(^_-)-☆

で、話は変わって、紅雀さんのお名前見っけ♪

http://www.yasugi-kankou.com/index.php?view=5225

にこさんへ

こんばんは。
紅雀さん情報、有難うございます(^^)
三月の動楽亭昼席の情報も貰っているのですが、
全く作業が追いついていません(汗)

感想は、もう少し待ってくださいね。
プロフィール

湖涼

Author:湖涼
ブログ管理人(湖涼)の連絡先
jaimo.koryou★gmail.com (★を@に変えて下さい)
@koryou_ツイッターです。
2つのアクセスランキングに参加しています。
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 落語へ
↑にほんブログ村

最新記事
最新コメント
リンク
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カテゴリ
月別アーカイブ