第21回 雀の学校

2010年4月20日(火)

桂 雀太 「子ほめ」
桂 雀五郎「貧乏花見」
桂 紅雀 「牛の丸薬」
~中入り~
桂 雀三郎「お楽しみ(宿替え)」
桂 まん我「野崎詣り」

初めてにこさんとお会いした落語会でした(^^)。
2010/4/24 (Sat.) 11:13:48

早めに梅田の落語会場へ行って、にこさんを待ち伏せするはずが、ぎりぎりの時間に(^^;)。受付の横でおむすびを食べようとした時に「湖涼さんですか?」と話しかけられてドキーッとしました。うおおお、あなたが…!挨拶もそこそこに、おむすびを食べてから会場の中へ。にこさんが左端の席を取っておいてくれました。左端の席は初めて。というのも、初めて梅田の太融寺へ来た時、母と一緒に真ん中の席についたので、いつもその辺りに座る癖がついていたのです。他の会場では“右端”に座る事が多いのですが(目が合いやすい様な気がして…)、左端も同じくらい目が合いました!(合ったよ~な気がするからライブって凄いなあと思います)


桂 雀太さん「子ほめ」
 弟子入りして、一番初めに教えてもらうくらいのメジャーなお話で、ここの会場に今座っているお客さまなら一席できるんじゃないか、というくらい…、と語る雀太さん。(^^;)そんなん、無理でっせ。頭に刷り込んである話なので、中々アレンジしにくい、と仰っておりましたが、ちょこちょこと“雀太テイスト”が出ておりました。「久しぶりに会った人にはな、しばらくお目にかかりませんで、と言うんや」「しらばくお目にかかりませんで」「違う、しばらく」「…しらばく」。でも、もうちょっと雀太テイスト、欲しかったかな。はじめにかっちり仕込んだネタのせいか、固さを感じてしまいました。おじいさんと赤子が出てくる終盤辺りに暴走して欲しかったです。(暴走って!)


桂 雀五郎さん「貧乏花見」
 この話、本当にギャグ漫画みたいで凄いんですよ。貧乏長屋の人々が、うちらも花見しようや!という事で、なけなしのものを持って花見に行くという話です。その「なけなし」のものが凄まじくって。ちょっと「つる姫じゃ~!」っていう漫画を思い出しました。お茶を人に飲ませて「これを酒やと思え、さあ、酔っ払え!」とか言う場面とか。バーチャル花見と言いますか、もう滅茶苦茶なんですよ。花見の賑やかな様子が伝わって良かったですね。
 ただ、「ねずみ」や「くやみ」などのお話と比べると、ちょっと山場が分かりにくかったかな、という印象です。やっぱりお茶をお酒やと思え!という場面が山場だったのかな


桂 紅雀さん「牛の丸薬」
 マクラで、紅雀さんが三人兄弟の末っ子だという事を知ってしまいました。枝雀門下でも末弟子なのに、これはもう筋金入りの末っ子ですね。「牛の丸薬」は、ちょっと珍しい落語ネタらしいです。詐欺を思いついた男が弟分をつれて田舎でしでかす話なんですが、確かに、他の話と比べると笑える場面が少ない話です。でも、何だか「民話」を聞いているような、不思議な心地になりました。「七度狐」は語り手が多く、かなり改編された印象を受けるのですが、「牛の丸薬」は余りいじられていないような感じがします。落語の素朴な根っこの部分、(昔こんな面白い話があってね…)に触れた気がしました。ただ、土で出来た炬燵(こたつ)や、干鰯(ほしか)など、ちょっと聞いただけでは分かりにくい言葉がありまして、そこの部分は一言二言説明を入れて欲しかったです。


中入り後、
桂 雀三郎さん「宿替え」
 お引越しの話です。長年連れ添ったご夫婦が引越しの作業をすることになり、気張った夫がてんやわんやになるお話。凄く楽しかったです。人物がぐ~っとクローズアップされていて、夫婦のおかしさというか、老いた夫の一方通行な思い(奥さんは知っていて“あほらし”とかわす感じ!)(でも無視はしない)が良かったです。「お前はな、わしが死んだ後、まるい月を見ては、わしを思い出すんや」、雀三郎さんのツルっとした頭をギャクにした場所や、夫の位牌を胸に抱いて奥さんが号泣する場面(※夫の妄想)が一番印象に残ってます。こ、これが雀三郎ワールド!知らない内にジェットコースターに乗せられていました。ちょっとお顔の色が青く冴えなかったのが気になりますが(^^;)大丈夫かなあ、身体、気をつけて下さいね。


桂 まん我さん「野崎詣り」
 大風の吹く日、プロペラ機に乗って死ぬような思いをしたというまん我さんのマクラ。や~っと聞けました。人間は、余りの恐怖に取り付かれると笑ってしまうんだとか。ええ体験しましたな(^m^)<聞キク方ハ楽シイ
 大阪の東の方に、野崎観音という有名な観音様がまつられていて、江戸時代にはご利益があるという事で、参詣するのがブームになったそうです。川舟で参る人も多かったのだとか。そこへ現れるのが、お馴染み喜六清八の二人連れ。(冒頭に別の落語の主役・寅ちゃんがちらっと出てくるのが嬉しい)。舟が怖いと言う喜六を誘い、船でわあわあ言う喜六にうんざりする清八。口喧嘩が野崎詣りの名物だと、喜六をけしかける清八。この二人、仲が良すぎてアヤシイです(>_<)。野崎詣りの賑やかな情景が、わ~っと広がってくるような圧巻の落語でした。まん我さんは、何だかトリをしなれているような気がします(単独の勉強会が多いので)。


 落語が終わった後、「感想って見た後はすぐ書けないわよね」というにこさんの言葉に頷きながらも、アンケートは書いた方が良いらしい!(後で皆で見るそうな)。開き直って書くべしとのアドバイスに、久々にアンケートを書きました(ボールペンまで借りて…)。慌てて書いたから、凝縮しすぎてちんぷんかんぷんの言葉を書いてしまい…紅雀さんすいません(何を書いたんだ一体)。
 その後、にこさんのお友達と一緒に、梅田の駅まで、わあわあ喋りながら行きました。今日のお囃子の笛は誰が担当なのかしら?!とか、文我さんの落語会の様子とか。英国屋という喫茶店で小一時間ほど喋っていたのですが、ほんとあっという間でした。次会えるのは、2ヵ月後ぐらいでしょうか・・・出来たら休みの日の昼間に落語見て、夜まで語り合いたいです(まん我さんと紅雀さんの出る昼間の落語会ってないんですよね;;)

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