第20回 雀の学校

2010年2月16日(火)

桂 まん我「煮売屋」
桂 雀五郎「くやみ」
桂 紅雀 「かぜうどん」
~中入り~
桂 こごろう「お楽しみ(強情灸)」
桂 雀太 「壷算」

 紅雀さんにチョコを持って行った落語会です。
下記は過去の日記を抜粋したものですが、いつもより長くなっています。^^;
2010/2/20 (Sat.) 16:28:59
火曜日は「雀の学校」へ行きました。
 職場の冷蔵庫にチョコを入れて、保冷剤は、冷凍庫に入れたつもりが、冷蔵庫に入れていました。(3段の冷蔵庫はややこしい)
 それで、保冷バッグに、半分溶けた保冷剤と、チョコを詰めて職場を後にし、梅田の太融寺へ。
 会場の中は、飲食禁止になっておりまして、(以前、母と私はおむすびを食べた事があるのですが、それが原因では…)、受付の横のソファで、おむすびとお茶を食べました。
 それから、会場の中はきっと暖かくて、チョコが溶けるだろうと思い、受付の人に、「紅雀さんに差し入れ持ってきたんですが、渡してもらえませんか」とお願いしたところ、受付の方は、ああ、と一瞬間をおいて、
「本人が来ましたよ」
と言いました。振り返ると、私服姿の紅雀さんが!ふつうに、お客さんが使う階段からやって来ました。何と言う幸運…。おむすびの海苔が口や歯についていたらどうしよう、と思う隙もなく、
「冷蔵用のチョコが入っています。あやしいものではありません」
と、渡しました。それを見た受付の方は、紅雀さんの先輩だったらしく、
「これで、ハードルが上がったな」
と。落語が始まる前に、渡してしまったので。


一席目は、まん我さん「煮売屋」。
 マクラで、さこば師匠と一緒に旅に出た話を。高速道路でガソリンがなくなりかけて、危機一髪やったと。ナビの画面も真っ暗になったらしいです。旅先のお話はやっぱり面白いものが多いですね。
 まん我さん、煮売屋で注文する場面で、ネタを一瞬忘れたらしく、「ここはええとして」「で、何やったかいな?」と袖に尋ねました。珍しいアクシデント。まん我さん、ちょっと顔が赤い(可愛い!)。後はするすると、難なく話を終わらせました。
 しかし、袖にふって直ぐ答えが帰ってくるなんて、どんだけ間際に控えとんのやろ?答えた声も殆ど聞こえなかったのですが…。


 二席目は、雀五郎さん「くやみ」。
タイトルからして、人情もの(泣ける話)やと思ったのですが、どっこい違いました。「又兵衛」の名前を出した途端に、会場の右端で笑い声が。これが「喜六」と並ぶ、アホ男の力…。
 お葬式の受付で、くやみを言うつもりだった又兵衛、いつの間にか、奥さんの「のろけ」話になってしまい…。
 以前聞いた「ねずみ」もかなり良かったですが、「くやみ」も中々、オツな話でした。
 それにしても、雀五郎さんのマクラ、初めて聞いたなあ。落語界一、無口な男と言われているらしいですが、何故、司会のオファーが来てしまったんでしょう。


 三席目は、紅雀さん「かぜうどん」。
マクラの話が長かったです。いや、ファンやから嬉しいけど、ゲストのこごろうさんの話が短かったので複雑でした(ーー;)。ゲストと年が近いと、みんなリラックスするんですねえ。マクラに紅雀さんの奥さんが登場!すごく、面白い人の予感。
 「かぜうどん」は、何か、凄かったです。話の中にぐーっと入り込めました。(この間の「つる」にそれを分けて欲しい)。道端の泥が「びゅっ」と移動した!と酔っ払いが主張する場面が印象的で、どこにこんな隠し玉を持っていたのかと思いました。博打を打っている人が突然出てきた所は、ちょっと分かりにくかったかも。


中入り(休憩)時間に、トイレに立つと、受付の前で、呼び止められました。
ああ、受付の人。
「これ、紅雀からです」
と、手渡された熨斗(のし?)つきの手ぬぐい。呆然とする私に、
「あのう、冷蔵用のチョコ(を渡した)の方ですよね?」
「そうです、ありがとうございます」
「いや、礼は本人に…」
「そうですね、ありがとうございます」
完全にテンパってました。


4席目は、こごろうさんの「強情灸」。
マクラで、「雀の学校」の卒業生だった事を明かしたこごろうさん、皆と年が近いせいもあってか茶の一杯の出てこないと。それどころか、
「兄さん、時間がおしてるんで、巻きでお願いします」
と言われたとか。
 「強情灸」は、紅雀さんの独演会で一度見てるんです。(;_;)。久しぶりに見たこごろうさん、もっと長い話聞きたかったなあ。そういえば、有名な?「動物園」も聞いたことないんですよね。
 小学生の男の子が、「こごろうが」「こごろうが」と落語会の前後で言ってましたが、ファンなのかな?


5席目は、雀太さんの「壷算」。
マクラで「僕は、この世界に入る前、意外な事に横文字の仕事してたんですよ」と。
「フリーターっちゅうヤツで…」
その時代の、わらび餅をトラックで売っていたお話を。酔ったサラリーマンからお金を稼いだ雀太さん。この世界に入ったきっかけは一体なんだったんでしょう。
 「壷算」はですね、私、算数が苦手なんですよ。話の中にはすっと入れたのですが、どうも頭がもやもやしてしまって…。騙されている番頭に感情移入してしまい、見終わった後も、すかっとした気持ちになれませんでした。ああ、「天狗刺し」の衝撃よ、もう一度!


落語が終わった後、アンケートを書く間もなく、みんな立ち去って行きます。片付けをしているスタッフの方に「お疲れ様です」と言うと、なんと、
片づけをしているのは、こごろうさんでした。
「巻きましたか?」
「ええ、会は9時までなので…」
めっちゃ笑顔のこごろうさんでした。
 落語の世界は、足を踏み入れると、もの凄く近くまで噺家の方が来てくれるので、びっくりです。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

湖涼

Author:湖涼
ブログ管理人(湖涼)の連絡先
jaimo.koryou★gmail.com (★を@に変えて下さい)
@koryou_ツイッターです。
2つのアクセスランキングに参加しています。
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 落語へ
↑にほんブログ村

最新記事
最新コメント
リンク
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カテゴリ
月別アーカイブ