図書館にて

ちょっと勘違いして、下の「鳳仙花」の記事の内容を、かなり修正しました。
すいません(^^;)。
「鳳仙花」より、「立ち切れ」の方が長く語ってますが…。
何か共通するものがあるなあと思いまして。
韓国の民話って、日本と一緒だなあ!と思うところと、
これは違うところだなあと思う所がはっきり出るので、
けっこう面白いですよ。
中国の民話は何故かヨーロッパの香りがします…何故に…。


図書館に行った目的のひとつは、
やはり、崇徳院のルーツを探すことでした。
中々、原話って見つからないものですね。

江戸時代中後期に、
小倉百人一首が、町人にもお馴染みになって、
好きな人から、
「瀬をはやみ、岩にせかるる 滝川の」
という短歌の前半をもらうと、
言わずもがな、
後半の「割れても末に 会わんとぞ思う」(もう一度会いたい→結婚しよう!)
の暗号として、もらった人が有頂天になる。

こういう風習がいつ頃、生まれたのか知りたいのです。

遊郭は、流行の生まれるところだから、
江戸時代の洒落本(遊郭のガイドブック)に載っていないか、
ちょっとのぞいてみました。
…ええと、まず、そういう教養ある人が出てきませんね。
ちゃんと読めばあるのかもしれませんが…、女郎との会話文が多くて、
崇徳院の歌が必要なくらい、初心(うぶ)な人は、
今日は見つからなかったです。凹

じゃあ、町人の恋愛を描いた「人情本」ではどうだ!
と、思い、読んでみましたが…。
「春告鳥」、読みやすかったんですけどね、
主人公(若旦那)がモテモテで、色んな美女に囲まれてて、
何故か、ギャルゲーを思い出してしまいました。
濡れ場もあるから、18禁かな…。

もう、ヤケになって、今度は、
「東海道中膝栗毛」を読みました。(冒頭しか読めてません)
どういう訳か、
落語の「持参金」に似たストーリーになってて、
しかも、妊婦さんが死んじゃって…
十返舎一九の落語本、傷つかない人が少ないから好きだったのに…
でも、やじキタさんが大坂に来る場面もあるから、
ぼちぼち読もうと思います。。


「崇徳院」の原話は、文学本のどこかにあって、民話では無いんじゃないか、
と思っていました。
でも、恋人同士が別れる時、ちゃんと再会できるようにお姫様が男に、
自分と揃いのハンカチを持たす民話が、中国の少数民族のところにありまして。
これを読むと、心がぐらぐらします。

今のところ、
平安「伊勢物語」(女が、男に短歌の前半を渡す、男が短歌の後半を詠む)
鎌倉「今物語」(ホモのお殿様が、即興で、男に短歌の前半を詠む、男が短歌の後半を詠む)
鎌倉「 〃 」(姉が、即興で短歌の前半を詠む、妹が短歌の後半を詠む)
江戸「薄雪物語・本」(京都の清水寺で、男が人妻に一目惚れして歌を贈る。文通が始まる)→×共通点少ない
江戸「新薄雪物語・浄瑠璃」(姫が若殿に、短歌の575・7を詠む。若殿が7句を詠む)
江戸「新薄雪物語・歌舞伎」(姫が若殿に、結婚しろと迫る。してくれないと自殺すると言う。若殿仕方なく頷く。姫は若殿に、「いついつ、忍んで来てね」と云う絵手紙を渡す。絵手紙を落としてしまい、陰謀に巻き込まれる)
→四代目米團治が、「崇徳院」の出会いの場面は、どうしても歌舞伎の「新薄雪物語」を思い出す、と米朝さんの本の中で言っていたが…。歌舞伎を直接見ていないので、何とも言えないが、雰囲気が似ているのだろうか。

江戸「薄雲物語・本」(田舎のお姫様が、京都で若殿に一目惚れ、家に帰って恋の病にかかり、腰元が京都に行きましょう、と言い、若殿探しをする。たまたま泊まった宿屋の女将が、若殿の乳母で、若殿も塞いでいる、二人の橋渡しをしましょう。若殿、どういう訳か、田舎の姫の入り婿さんになる)
→腰元が活躍する点を見ると、熊五郎っぽいポジションの人間が生まれつつあるように感じる。


原話とは程遠いですね…

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