半年ぶりの「べにこご」

2011年5月4日(水祝) 中崎町

桂 紅雀   「向う付け」
桂 こごろう 「夢八」

客席からのアンケートを元にしたフリートーク
①初めて○○を手にしたときの気持ち
②○○な私ってどう思いますか?
③匿名なら言えるこの一言


こごろうさんファンのOさんこと、さきさんとご一緒に、
べにこごが始まる前からスタンバイして?
中崎町を軽く散策しました。
磁石の様にべにこごの会場の周辺から離れられませんでした。


平日(第一水曜日)の夜7時半スタートの会で、
帰る時間が凄く遅くなってしまうので、いつもなら諦めている会。
やっと行けました。
紅雀さんファンなら行かないと!と
言われていた理由がやっと分かったような気がします…。
紅雀さんの落語の謎の部分が、全部じゃないのですがいくつか氷解しました。
ああ、そういう理由で、みたいな。

「替わり目」で、
奥さんに隙を見せたらアカンと言っていた主人公。
紅雀さんの本音だったんですね(たぶん)。
“夫婦の陣取り合戦”は流石に誇張させた笑いだと思うのですが^^;

「牛ほめ」で、
紅雀さんが牛まで褒めずに「普請ほめ」にしている理由。
さきさんの情報によりますと、
どうも、牛のお尻にお札を貼るのがイヤみたいです。
(貼ればいいじゃん!と主人公が言うだけなので、実際に貼る場面は無いのですが)
酪農体験ゆえの、何かこだわりがあるのでしょうか。
それはそれ、これはこれで、この際「普請ほめ」で終わってもいいから、
もっとゆっくりまったり噺を進めて、私を心の底から笑わせて欲しいです…


脱線しましたが、
紅雀さんの「向う付け」。久しぶりでした。
マクラで政治の事を色々お話されたので、最後に帳場へ現れたのは「菅直人」さんでした。
いつもよりさっぱりした印象。
濃いところは濃いままなんですが。
紅雀さんの「向う付け」って、噺よりも紅雀さんの個性の派手な部分が先立っていて、
もう少し上手く噺そのものに調和するか溶け込めないものだろうかと思ってしまいます。
「くしゃみ講釈」で中堅型からベテランゾーンに足を踏み入れた瞬間を見てしまったからには、
そろそろ、こちらもシフトチェンジしてもらえたらなあと。
 べにこごの会で要求する内容ではないですが(^^;)のんびりモードの会なので


こごろうさんの「夢八」。お初です。
主人公が、可哀想なのに、可笑しすぎて。
眠らないように床をバンバン割り木で叩いているのですが、
恐怖した瞬間、手が止まらない所とか最高でした。
お伊勢詣りの唄は、紅雀さんの「七度狐」とは違う形のもの。
雀々さんの「七度狐」で聴いたタイプでした。
猫の出番が短いのにおいしいです。初めて猫が歩いている落語を見ました。
 もう一度聴いてみないと何とも言えないのですが、
蝋燭一本にしては、蔵の中が良く見えているような気がしました。
蔵の中の暗さを、目を細めるか見張るなど仕草でもう少し出してもらえたらなあと。
(私の見過ごしかも)
気になったのはそこくらいで、本当に楽しい一席でした。
追い詰められながらもご飯を手放さない主人公が面白かったです。


フリートークは、こごろうさんは白いつなぎ、紅雀さんは赤いつなぎ姿で登場。
高座の上に座り、アンケートに書かれたことをお二人が交互に読み上げて、
その内容を踏まえて語らうというもの。
アンケートを出したお客さん全員分、きちんと読んでくれます。
実は、勘違いした内容を書いてしまって、凄く恥ずかしい思いをしました…。
(難しいなあと思った質問は無理して書かない方が良いですね^^;)
 お二人の私生活や、普段考えていることがぽろっと出てくるので、
久しぶりにべにこごへ行った私にとってとても刺激的でした。
 お客さんの年代も、大阪の落語会にしては珍しくバラバラだったと思います。
若い男の子とか女の子とか居て、専門学校の帰りかなあなんて。

 若い女の子からのアンケートで、
水戸黄門や暴れん坊将軍(?失念)が好きな私ってどう思いますか、
という質問(※○○を埋めた内容の質問)に対し、
こごろうさん、娘さん(中一)が「おみやさん」という刑事ドラマにはまっていると。
GWは、娘さん、友人から「野崎詣り」に行こうと誘われたらしいです。
最近の子はどうなってんやと言いつつ、だから別にええんとちゃうんかなあ、と云った雰囲気に。

 初めて「一人暮らしをした時」の気持ち(これも○○を埋めた内容のアンケート)、
お客さんは凄く嬉しくて極楽だったと。
 紅雀さん、初めて一人暮らしをした時は、ホームシックにかかったそうです。
滋賀県から北海道の大学に行った頃のことだと思います。雄大な琵琶湖が懐かしく思われたとか。
(こごろうさんから、北海道も雄大やん、とツッコミが)
(雄大やけど、入学したばかりの4月の北海道は、雪も解けていなくて鉛雲が多かったとか)
 こごろうさんは、初めて家を出た後は、友人と二人暮らしをされたそうで、
それを聞いた紅雀さん「羨ましい」と。(嫉妬するとか言ってたような^^;)

 どういうアンケートを読み上げてそういう流れになったのか覚えていないのですが、
奥さんの前でおなら出来ます?と紅雀さんがこごろうさんに振った?ような…
こごろうさんは「出来る」そうです。
「男らしいなあ」と紅雀さん。
「俺は男らしいよ」と胸を張るこごろうさん。笑
紅雀さんはまだ出来ないそう。
(新婚さんやわ~)
「隙見せたらアカンと思って…」

他にも、色々面白い話が飛び出したのですが、
記憶が薄れてきて…(ICレコーダー持って行きたかったです>そんなお金ないですが)
紅雀さんの家の庭に(四個一の長屋らしい)(ウソやと思ったけど本当っぽい)
初めて庭に出る方の窓?を開けたら、正面に南天の木が繁々と生えていて、驚いたそうです。
こごろうさんが襲名する名前の木ですから。
(これは兄さんもなかもずに住みたいという気持ちの表れでは?と笑)

本当に仲が良いんだなあと、ほのぼのする会でした。
10時半頃終わったようです。

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何だか・・・

こんばんは
「べにこご」のご感想をちょっと怖いもの見たさで覗き見るような気分で待っていたのですが、「ほのぼのする会でした」と結ばれてみたら、紅雀さんとこごろうさんやもん、当然のような気もして来ました(^^ゞ
今日のラジオで塩鯛さんが言うたはったんやけど、南光さんが米朝師匠に「今度来た弟子が小うるさい」とぼやきはったら、米朝師匠が「わしなんか米二と3年おったんやで」と言わはったそうな。
そのとき南光さんが言うたはる弟子ってこごろうさんのことやろね?^m^

にこさんへ

 べにこごの感想、私も恐々(こわごわ)書きました。^^;
普通の落語会と違いますし、こんな事書いていいのかなあと。
落語に対する突込みとか、フリートークは特にプライベートな内容が多かったので(笑)。
 私はお二人が一緒にお仕事をしている所を余り見たことがなかったので、仲が良いんやなあと実感できたのは久々でした。

>塩鯛さんのラジオ
こごろうさんが南光さんに小うるさくしている所って、
中々想像つかないですね(@@)。意外な感じです。今度Oさんに聞いてみます(ドキドキ)。米二さんが米朝師匠に意見を言っている場面は、本で知っているせいか、何となくイメージできるんですが(笑)。でも、「わしなんか…」と言うくらい、うるさかったんですね(^▽^;)

怖いもの見たさて・・・

確かにべにこごは怪しげですよね・・・納得。
でも湖涼さんてスゴイですね。
あんなゆるい会の感想をこんなにしっかり書けるなんて素晴らしい!

>小うるさい弟子
南光さんのお弟子さんは、今はこごろうさんだけですが、こごろうさんは四番目のお弟子さんです。なので、こごろうさんが入門される前にいらしたお弟子さんのどなたかが小うるさかったのでは?と推察します。
でも、こごろうさんが南光さんに小うるさくしている所は是非見てみたいですね!

さきさんへ

こんばんは!
南光さんの小うるさいお弟子さんについて、次のメールで尋ねようと思っていたのですが、記事にコメしてくれて有難うございます(^o^)。こごろうさん四人目のお弟子さんなんですね。小うるさくしている所は見てみたい気もしますが、もし見れたら小言の内容も知りたいです(笑)

落語の感想、ときどき(いつも?)暴走してしまうので、もし伏せたほうがいいんじゃないかと思うところがあれば是非教えてくださいね。こごろうさんの娘さんの話も書いてよかったのかなあと未だに心がぐらぐらしています^^;
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